メットライフのドルスマートSを払済や解約する前に知っておくべきこと、注意点を解説!

メットライフ生命2022.07.25 公開 | 2022/07/26 更新

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世界最大手の生命保険会社として知られるメットライフ生命。
そしてメットライフ生命の人気商品である【ドルスマートS】
こちらの商品に加入されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ご加入後に万が一払込みが困難になった場合に行う事のできる払済や解約について詳しく解説していきます。
現在の保険の見直しを考えている方や、ライフスタイルの変化によってキャッシュフローを見直そうと思っている方は是非、ご参考にしてみてください。

メットライフ生命とは?

メットライフ生命は1973年に日本で初めて営業を開始したアメリカ合衆国に本社を置く生命保険会社です。

外資系生命保険会社ということもあり、外貨建て保険のラインナップが豊富であることが特徴で、医療保険やがん保険、積立保険など幅広く商品を取り揃えている保険会社です。

 

メットライフ生命 

 

ドルスマートSについて

メットライフ生命のドルスマートSは、米ドル建ての終身保険です。

まずはその特徴について解説していきましょう。

高い予定利率によって保険料が安い

ドルスマートSは、米ドルで運用されるため、円建て商品と比べて予定利率が高くなります。

保険金額が同じで予定利率が異なる2つの商品があった場合、予定利率が高い商品の方が毎月の保険料が安くなります。

つまり、円建て保険に比べ安い保険料で、大きな保障を持つことができます。

 

資産形成にもおすすめ

ドルスマートSは死亡保障を持ちながらも、老後などに向けた将来の資産準備にも大変効果的です。

2022年7月現在、ドルスマートSは予定利率の最低保証を2.5%と設定しているため、どんなに運用実績が悪かったとしてもこの数字を下回ることがないことが大きなメリットと言えます。

また、インフレにも強く、金利の上昇に予定利率も上昇し、将来受け取れる金額も増加えます。

将来のお金をしっかりと残していきたいという方にもおすすめの保険と言えるでしょう。

 

払済保険に変更するとどうなる?

ここまでドルスマートSの特徴を簡単に解説してきました。

では加入後に変更可能である「払済保険」についてお伝えしていきます。

 

①保険料の支払を止めることが出来る

急な出費や収入の減少などで保険料の支払いが困難になった場合に以後の保険料の払込みを止めることのできる「払済」という制度を使うことが出来ます。

これはその時の解約返戻金を元に、以後の保険料に充当し、その額に応じた保障を残す制度です。

つまり「今まで払い込んだ保険料に見合う保障を残し、今後の保険料は払わなくてよくなる」という制度です。

ただし、上記の通り、その時の解約返戻金を元に保障を残す制度なので、加入直後や加入からあまり期間が経っていない場合は、この制度を使えない可能性があるので、その点には注意しましょう。

 

②払済保険に変更後も運用は続く

払済保険に移行をした後でも、既に払い込まれた金額は予定利率での運用が継続します。

そのため、解約返戻金は少しづつ増えていき、将来解約をする際には、払い込んだ保険料より増えて返って来る可能性もあります。

一方で、契約時に定められていた期間よりも早い段階で止める制度なので、総払込金額は少なくなります。

将来受け取れる金額は想定していた金額と異なるので注意が必要です。

 

③保険料控除が使えなくなる

保険加入のメリットとして挙げられる事も多い「生命保険料控除」です。

「生命保険料控除」は払込み保険料に応じて一定金額が契約者のその年の所得から差し引かれ、所得税や住民税の負担が軽減される制度です。

なので、払済保険に変更すると毎年の支払う保険料も発生しなくなるため、この制度は使えなくなってしまう点も抑えておきたい点です。

 

 

払済保険変更後の特約は原則消滅

払済保険にした場合、それまで主契約に付けていた特約は原則消えてしまいます。

医療、介護特約、収入保障特約など付けている場合には注意が必要です。

解約との違いは?

保険料の支払いが無くなるということで、解約と混同してしまう方もいらっしゃいますが、大きく異なります。

保険を解約した場合、以後の保険料の支払いが無くなり、解約返戻金がある場合はそれを受け取ることもできます。

ただ、当然それまでの保障もすべてなくなってしまいます。

 

払済や解約をする前に知っておきたい注意点

ここまで払済についてお伝えしてきましたが、改めて継続するメリットを簡単にお伝えしていきます。

 

将来貯まる金額が確定している

ドルスマートSは積立利率が2.5%と高水準で最低保証されているため、将来貯まる金額が米ドルベース確定しています。

これはかなりの安心材料なのではないでしょうか。

 

現在よりも高い利率になる可能性も

ドルスマートSは積立利率変動型終身保険ですので、毎月積立利率が変動します。

2.5%を最低保証としておりますが、上限はありません。米国の金利上昇など起きたときには更なる積立利率の上昇が見込めます。

2.5%という最低保証も、契約時期によっては更に高い積立利率での最低保証である場合もあります。

より高い金利を狙える仕組みと言えるでしょう。

 

つみたてNISAやiDeCoとは分けて考えるべき

近年

積立型の保険とつみたてNISAやiDeCoはどちらにした方が良いのか?

という相談を受けることが多くなってきました。

つみたてNISAは年40万円を上限に一定の投資信託を購入でき最長20年間運用益が非課税になる制度です。

iDeCoは預金、保険、投資信託などの金融商品で運用し、税制メリットを活用しながら老後資金を備えることのできる制度です。

仮に、どちらも株式中心の投資信託であれば保険と比較した場合、大きなリターンを期待することができるかもしれません。

しかし、いずれも保障機能はないため万が一のことが起きてしまった場合でも、掛け金の負担が続くことになります

 

一方で、保険の場合であれば保険料払込免除特約を付加することができます。

三大疾病など所定の状態になった場合に、以降の保険料払込は免除され、自己負担ゼロで保障や資産形成が継続します。

このように、それぞれに特徴、メリット・デメリットがあるため、偏らず目的別に分けて取り組むことが重要です。

 

まとめ

ここまで、メットライフ生命のドルスマートSを中心に払済保険や解約について解説してきました。

保険料の払込みが困難になった場合、解約は検討すべき最終手段であり、払済保険の利用が有効になることもあります。

保険にはこのようにいくつかの「使い方」があるため、仕組みを理解し、状況に応じた最適な判断が重要になってきます。

また様々な金融商品と比較した際にも、それぞれメリット・デメリットがあるため安易な判断は避けるべきです。

自分ひとりで適切な判断をするのに難しいこともあるかもしれません。

そんな時には、お金の専門家であるFPの意見を参考にしながら検討してみてはいかがでしょうか。

「まずは気軽に保険のことを相談してみたい!」という方にお勧めなのが、Moneypediaのオンライン保険相談サービスです。

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