【FP監修】養老保険をおすすめしない、向いていない人の特徴を徹底解説!

養老保険2023.01.07 公開 | 2023/01/07 更新

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養老保険に加入すべきか悩んでいる人、興味があるけど特徴がよくわからない人はいませんか?
本記事では、養老保険をおすすめできない人、逆におすすめできる人を解説することで最適な保険選びの参考になれば幸いです。

記事監修者

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片山勇大

「養老保険に加入すべきか悩んでいるけど、保険金で損をしたくない・・・」

「養老保険と終身保険の違いについて詳しく知りたい・・・」

「養老保険をおすすめできる人、おすすめできない人の違いって?私はどっちだろう・・」

本記事を読むことで、上記の悩みを解決できます。

養老保険の特徴は以下のとおりです。

毎月の保険金額 他の保険金と比べて高い(月2〜3万円程度)
満期保険金の有無
貯蓄or掛け捨て 貯蓄
保険の種類 生命保険(被保険者が保険期間中に亡くなったら死亡保険金が支払われる)
税制上のメリット 年末調整で生命保険控除の対象となる(要は支払う税金が少なくなる)

それでは解説していきます。

おすすめの養老保険ランキング

養老保険1位:JA共済:養老生命共済

しおり・PDFはこちらから 

JA共済が運営する養老生命共済は、民間の養老保険より掛け金が安いメリットがあります!

保障内容をカスタマイズしたい方には向いていないものの、「貯蓄」と「保障」の両立をコスパ良くしたい方にはおすすめ!

運営会社 JA共済
メリット 一般的な養老保険より保険料が安い。

満期までの数年ごとに一定額の給付金を受け取る「中途給付」がある。

貯蓄と保障の両立を「安く」可能な数少ない養老保険。

デメリット 組合員加入時に出資金(10,000円〜)を払う必要がある(脱退後に返還される)

保障の上限が一般的な養老保険より低い

参考:JA共済:養老生命共済公式サイト 

養老保険2位:ソニー生命:養老保険

ソニー生命の養老保険は、特約が豊富でご自身の状況に適したカスタマイズができます。

運営会社 ソニー生命
メリット 養老保険の特約数が非常に多いのでカスタマイズしやすい

(養老保険(無配当)・5年ごと利差配当付養老保険・特殊養老保険(無配当)・米ドル建養老保険(無配当)・米ドル建特殊養老保険(無配当)・バリアブルライフ変額保険(有期型)(無配当))

デメリット 保険料が一般的な養老保険より高額。

参考:ソニー生命:養老保険公式サイト 

養老保険3位:日本生命:みらいのカタチ

日本生命が運営する「みらいのカタチ:養老保険」は特約はシンプル!しかし、生命保険を複数カスタマイズできる点が魅力です。

運営会社 日本生命
メリット 死亡保険・医療保険など15種類の生命保険を自由に組み合わせられる。

リビング・ニーズ、保険料払込特約がある。特約が少なくシンプル。

デメリット 特約を重要視する方にとっては向いていない。

参考:日本生命:みらいのカタチ 養老保険 

養老保険をおすすめしない、向いていない人は?

養老保険をおすすめできない人は、以下の3つの考えを持っている方です。

  1. 一生涯の保障がある保険商品が良い人
  2. 短期間の貯蓄を求めている人(金利の高さを求めている人)
  3. 月々の保険料をできるだけ減らしたい人

もう少し詳しく解説していきますね。

一生涯の保障がある保険商品が良い人

養老保険は終身保険ではありません。

養老保険には、以下の2種類が存在します。

  1. 保険期間を10年・15年・20年とする払込期間タイプ
  2. 60歳・70歳と満期年齢を決めるタイプ

上記の共通点は、「保険期間が一生涯続く保険ではない」ことです。

年齢が上がれば、当然病気や怪我のリスクが上がります。

よって、保険対象とならない可能性があります。

保険期間・満期年齢を決めたとしても、手放しで安心できるわけではありません。

短期間の貯蓄を求めている人(金利の高さを求めている人)

短期間の貯蓄を求めている人は、保険商品の購入より証券投資がおすすめです。

しかし、短期間であればあるほど投資元本の損失リスクがあるので、安易に投資商品を選ぶのは避けましょう。

月々の保険料をできるだけ減らしたい人

養老保険は、原則月々の保険料が満期になるまで上がることはありません。

しかし、保険料は高く設計されており、満期まで支払い可能かどうかは「保険商品の選択」において、わかりやすい基準となるでしょう。

養老保険と異なるタイプの生命保険だと、数年ごとに保険料が高くなるタイプも存在します。

しかし病気やケガで入院しても、もらえる保険金は変わりません。

養老保険をおすすめできる、向いている人とは?

養老保険をおすすめできる人は、以下の2つの考えを持っている方です。

  1. 死亡保障による保険金と貯蓄による満期保険金、両方受け取りたい人
  2. 保険金額と期間を自由に設定し、好きなタイミングで資金を受け取りたい人

もう少し詳しく解説していきますね。

死亡保障による保険金と貯蓄による満期保険金、両方受け取りたい人

要するに、「保障」と「貯蓄」をセットにした保険商品を求めている方にはおすすめできます。

保険・貯蓄・投資をそれぞれ管理するのが面倒な方もいます。

「掛け捨て保険は、支払ったお金が返ってこないのが嫌だな・・」

「投資は〇〇にしようかな・・しかし、保険商品とも兼ね合いもあるからな・・」

それぞれ選ぶのは時間もコストもかかって大変ですよね。

その分、養老保険は、保険・貯蓄を一括で管理できるので、タイムパフォーマンスが良いと感じられる方もいます。

また、保険料を毎月納めるので、

貯蓄が苦手で3日坊主なんです・・・」

といった方にはおすすめできる保険です。

養老保険に加入すると、半強制的に毎月お金を積み立てることになります。

また、保険解約に際して

「ここまで積み立てたのに・・」

といった心理的なハードルもあるでしょう。

よって保険料を着実に貯蓄することで、お金が貯まっていきます。

自らに枷をつけてお金を貯めたい方には、養老保険をおすすめできます。

とはいえ、養老保険がライフプランに合っているかは「その人の環境」で大きく変わります。

「養老保険に少し興味がある・・」

「保険・貯蓄・投資で困っていることがある・・」

ぜひ弊社のMONEYPEDIAのFPオンライン無料相談サービスをご利用ください。

人に話すことで、漠然としていた自らのマネープランを改善できるかもしれません。

保険金額と期間を自由に設定し、好きなタイミングで資金を受け取りたい人

養老保険は、保険金額と期間を自由に設定できるので、資金の受け取りをいつでも行えます。

養老保険は満期保険金があるメリットがあるものの、元本割れするリスクがあるので注意しましょう。

終身保険と養老保険の違いって?

終身保険と養老保険の違いは以下のとおりです。

終身保険 養老保険
保険期間 一生涯 一定期間
保険料 掛け捨て保険より高い 終身保険より高いことが多い
解約返戻金 あり あり
満期保険金 なし あり

 

養老保険をおすすめしないと断定している方もいらっしゃいますが、どの保険商品がもっとも適しているかは人それぞれです。

養老保険は、子どもの大学進学による入学金・授業料や老後の生活費用として活用される方が多いです。

どの保険商品がいいか迷う方は、身の回りの人に必ず相談しましょう。

養老保険をおすすめしない、向いていない人とは?:まとめ

本記事では、養老保険をおすすめしない、向いていない人についてご紹介しました。

養老保険に加入するメリット・デメリットを理解することで、後悔のない保険選びができるでしょう。

「まずは気軽にお金のことを相談してみたい!」という方にお勧めなのが、MoneypediaのオンラインFP相談サービスです。

保険やライフプランをはじめとするお金のことをいつでも・どこでも・気軽に・何度でも専門家に相談することが出来ます。

まずは一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか。

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