【FP監修】メットライフ生命のドルスマートSと学資保険を徹底比較!どちらが良いのかFPが徹底解説!
今回はメットライフ生命のドルスマートSと学資保険を比較し、ドルスマートが学資保険の役割を果たすのか。
また、その場合のメリット・デメリットについて解説していきます!
記事監修者
ファイナンシャルプランナー
柴田 秀樹
まずはドルスマートSの特徴を解説
ドルスマートSは米国ドル建ての保険であり、積立利率変動型でインフレに対応可能という特徴があります。
積立利率変動型なので、インフレが起こり金利が上昇すると、その分受け取れる金額も増えます。
インフレにも対応できるドルと円の両方の資産を持っておくことで、資産形成におけるリスクが分散されるというのもドルスマートSの一つの魅力です。
また、積立利率が最低年2.5%を保証しているため、資産形成に有効でしょう。
ドルスマートについて詳しくはこちらの記事もご覧ください。
学資保険のメリット
契約者である親に万が一が起き、保険料を支払えなくなったとき、それ以降保険料の支払いは免除され、お祝い金や満期保険金は受け取ることができます。
そのため銀行預金で教育資金を準備するのもいいですが、親に万が一が起きた時に保障機能は持ちませんのでその点は注意しましょう。
学資保険のデメリット
途中で解約してしまうと多くの場合、支払った保険料より受取金額が少なくなってしまいます。
また、学資保険に限らず円建ての保険全般に言えることですが、契約時に決めた保険料を期間内で支払い続けるため、契約時の予定利率は変動しません。
そのため、契約期間中にインフレになってしまうと当初の価値と満期時に受け取る金額の価値が変わってしまう可能性があります。
ドルスマートSのメリット
ドル建ての保険は、積立利率の最低保証が円建ての保険よりも高いので、割安な保険料で大きな保障を持つことができます。
また、この保険は固定利率ではなく、積立利率変動型の保険です。
世界各国の外貨準備高で圧倒的な地位にあるUSドルで運用するため、最低保証された積立利率(年2.5%)を上回る積立利率も期待できます。
ドルスマートSのデメリット
ドルスマートというより外貨建て保険に関してですが、為替相場の変動によるリスクがあります。
この保険の保険金額及び解約返戻金は為替相場の変動により、受取時の円に換算した金額が契約時の為替相場で円に換算した金額を下回ることがあります。
また、保険金などの受取時の円換算額が、保険料の払込時の円換算額の累計を下回り、損失が生じるリスクがあります。
ドルスマートSは学資保険になる?
ドル建ての終身保険は円建ての学資保険に比べ利率が高いことが利点です。
学資保険の利率を見てみても返礼率の高い商品で0.5%程です。
それに比べてドルスマートSの積立利率は最低でも2.5%は保障されるので学資保険よりも断然受け取れる金額が増えます。
学資保険の代わりに入った場合のデメリット
学資保険と同様に短期間での解約は元本割れしてしまうリスクがあります。
また、払込期間が終わっていたとしてもすぐに解約してしまうと解約返戻金は低いため、ドルスマートSを利用する場合にはできるだけ長期で保有することをお勧めします。
ドルスマートSが向いている人
明確な解約時期は決まっておらず、高いリターンを狙いつつ、子供の教育資金を確保していきたい方にはドルスマートSを学資保険として持っておくのはお勧めです。
ただし、円に換算する際に今は円安なのか円高なのかは注意して換算しましょう。
ドルスマートSが向いていない人
子供の入学資金など明確に将来お金が必要なタイミングが確定している方はドルスマートSには向いていないため、学資保険をお勧めします。
まとめ
ここまでドルスマートSと学資保険の違いについて解説してきましたが、皆さんだったらお子様が生まれた時にどちらの保険に入りますか?
「子供の学費準備=学資保険」という方がほとんどだと思いますが、この記事を読んでいただき、学資保険の代わりに外貨建ての終身保険に入るという選択肢もあるということを知っていただけたら幸いです。
ドルスマート以外にも学資保険の代わりになる外貨建ての終身保険もあるので、ぜひ一度FPに相談してみてはいかがでしょうか。
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