【FP監修】マニュライフ生命の外貨建て「こだわり個人年金」をFPがわかりやすく解説!デメリットについても!

個人年金保険2022.03.15 公開 | 2023/03/09 更新

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個人年金保険の中で人気のマニュライフ生命の「こだわり個人年金」。
数多くある個人年金保険を比較すると悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、こだわり個人年金の特徴やデメリットを徹底解説していきます。
ぜひ個人年金保険選びの参考にしてください。

こだわり個人年金とは?

こだわり個人年金とは、マニュライフ生命の外貨建て個人年金保険であり、使途は国が定める「ゆとりある老後に必要と考えられる生活費」と「公的年金受給額の平均」に開きがあり、その開きを埋め合わせるための手段の一つとして活用できる金融商品です。
商品の特徴は以下3つです。

 

保険料は一定額の「円」で払い込みができ月々1万円から始められる

月々一定額の円で払い込み、毎月為替レートで外貨に換算するので「ドルコスト平均法」の効果が期待できます。

 

海外の金利を活用した運用成果が見込める

積立金は米ドルまたは豪ドルで運用。積立利率は年1.5%が最低保証されています。

 

年金でのさまざまな受取方法がある

  1. 外貨で受け取る。
  2. 円に換えてから毎年受け取る。
  3. 毎年円に換えて受け取る。
  4. 一括で受け取れる。

外貨建て個人年金保険のメリット

外貨建て個人年金保険のメリットは主に3つあります。

 

高い貯蓄性

日本円より高い金利の外貨(米ドル・豪ドル)で運用ができるので円建て個人年金保険よりも高い貯蓄性が期待できます。

 

為替差益が生まれる可能性

満期時に契約時よりも円安になっていれば為替差益が生まれる可能性があります。

 

予定利率が高い

外貨建て個人年金保険は円建て個人年金保険に比べ予定利率が高いので保険料も安く済む可能性があります。
※予定利率とは運用利回りであり予定利率が高いと一般的に保険料は下がります。

 

生命保険料控除について

生命保険料控除とは一定の条件を満たした生命保険、医療・がん保険・個人年金保険の保険料を支払った場合、金額に応じて所得税や住民税が抑えられる制度です。

生命保険料控除の枠は3つあり、(一般生命保険料控除・介護医療保険料控除・個人年金保険料控除)本記事は個人年金保険について記述しているので個人年金保険料控除をメインに記述していきます。

そもそも個人年金保険料控除を受ける為の条件として以下条件を満たしている必要があります。

  1. 年金受取人が契約者またはその配偶者のいずれかであること
  2. 年金受取人は被保険者と同一であること
  3. 保険料払込期間が10年以上であること
  4. 年金の種類が確定年金や有期年金である時は、年金受取開始が60歳以降で、かつ年金受取期間が10年

以上の条件を全て満たし、「個人年金保険料税制適格特約」を付加することで控除を受けることができます。

※一時払い個人年金保険は3つ目に該当しない為、控除の非対象になります。

また、運用実績により解約返戻金額が変わる変額個人年金保険は一般生命保険料控除の対象になります。

例えば、年収500万円、30歳男性(契約者・被保険者・年金受取人同一)の方が60歳まで毎月1万円の個人年金保険に加入したとします。(年金開始時60歳・10年確定年金)
年間保険料は12万円で個人年金保険料控除は、課税所得が195万円超330万円以下は所得税率は10%、住民税率は全国一律10%なので所得税4,000円、住民税2,800円の合計6,800円軽減できます。

年間保険料が12万円でこの方の場合は、6,800円軽減できるので年間保険料に対して5.6%の節税が見込めます。

つまり、銀行預金(普通預金)の金利0.001%に比べで効率良く貯蓄ができるでしょう。
※日本は累進課税制度なので年収が高い方ほど節税効果も大きく有利に働きます。

節税しながら貯蓄もできるので魅力的ですがデメリットもあります。
デメリットは以下の二点です。

 

途中解約

途中で解約した場合、それまでに払い込んだ保険料に対して解約した時に受け取れる金額(解約返戻金)が下回る可能性があります。

また早期に解約した場合は解約控除もかかる場合があります。

 

金利低下

日本、米国共に金利低下に伴い、お金が大きく増える訳ではありません。

 

為替リスクについて

外貨建て個人年金保険の注意点として為替リスクが挙げられます。

為替レートの変動により、年金受取時の円換算後の年金額が契約時における円換算後の年金額を下回ったり、年金総額の円換算額が払込保険料の総額の円換算額を下回る場合があります。

また為替の手数料もかかるので注意が必要です。

 

どんな人に向いているのか?

以下の考えがある人は向いているかもしれません。

  1. 資産を日本円だけではなく外貨も持つことで資産分散したい方
  2. 外貨だが資産形成の土台として老後にある程度のお金を確保したい方

(外貨ベースだが将来どのくらい増えるのかの見通しがつくのでプランニングしやすいです。)

下記は、他社の個人年金と比較した際の特徴です。
他社の個人年金保険と比較した場合の特徴は主に3つあります。

  1. 圧倒的に高い返戻率(最低保証利率1.5%)
  2. クレジットカードでの支払いが可能(同時にポイントも貯まる)
  3. 亡くなるまで年金形式で受け取れる(終身年金)

老後資金の準備は早く始めるに越したことはありません。
何も準備せず公的年金・退職金に頼ってしまうと老後資金が不足してしまう可能性があるので、その一つの準備方法として外貨建て個人年金保険を検討してみてはいかがでしょうか。

また、各社の年金保険を全て比較検討するには、数も多く、非常に時間を要します。
そのため、各保険会社の取り扱いがある保険代理店のプロへ相談すると効率的に商品比較ができるでしょう。

 

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