【FP監修】JAの学資保険ってどう?こども共済の口コミ・評判やメリット・デメリットを専門家が解説!

学資保険2022.08.05 公開 | 2022/08/08 更新

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教育資金を準備するための学資保険は、保険会社だけでなくJA共済からも販売されています。
他の商品に比べ、子供の保障に手厚いことで評判ですが、実際にはどうなのでしょうか?
この記事では、JA共済の学資保険の種類から口コミ・評判、加えてメリット・デメリットまで専門家が徹底解説していきます!

JAの学資保険|こども共済の3商品を徹底比較!

JAの学資保険であるこども共済には

  1. 学資応援隊
  2. にじ
  3. えがお

の3つの商品があります。

同じJA共済が販売しているにもかかわらず、3商品には少しずつ違いがあります。

この章では、3商品を比較して概要をご紹介していきます。

まずは下記の表で、大まかな特徴を確認していきましょう。

学資応援隊 にじ えがお
加入可能年齢 子供:0~12歳 子供:0~11歳
契約者:18~75歳
満期年齢 14歳~22歳(プランにより異なる) 18歳・22歳
保険料払込期間 11歳~18歳(プランにより異なる) 満期年齢まで
受取時期 ・中学入学から年1回の合計4回

・高校入学から年1回の合計4回

・大学入学から年1回+満期時の合計5回

幼稚園・小・中・高校・大学入学時+満期時の合計6回
子供の死亡保障 ・保険料払込期間中:学資金設定金額×経過年数÷払込期間

・保険料払込期間終了後:学資金設定金額

学資金設定金額(一定金額) 死亡時の年齢により変わる

後ほど、それぞれの商品の詳細を解説します。

 

こども共済の3商品に共通するメリット

こども共済の3商品に共通するメリットを確認していきましょう。

①加入可能年齢が幅広い

こども共済の加入可能年齢は、子供は0~12歳(11歳)、契約者は18~75歳と幅広く対応しています。

他の保険会社は子供は6歳前後・契約者は50代前後の場合が多く、加入可能年齢の幅広さは業界トップでしょう。

子供の加入可能年齢が幅広いと、「いつか学資保険に加入しよう」と思いつつ加入していなかった方や、小学校高学年になって2つ目の学資保険に加入したいと思っている方のニーズに応えることが可能です。

また、契約者の加入可能年齢が幅広いことにより、子供を授かるのが遅かった夫婦や年の離れた夫婦にも対応可能になります。

祖父母が契約者になり孫に学資保険をプレゼントすることができるのも、こども共済のメリットです。

 

②契約者に万一のことがあった場合、保険料の払込が免除される

こども共済には「共済掛金払込免除制度」があり、契約者の万一のリスクに備えることができます。

共済掛金払込免除制度は、契約者に万一のことがあった場合、保険料の払込は免除されるが学資金は予定通り受け取れる制度のため、親に万一のことがあっても子供の教育資金は準備できるのです。

 

③子供の保障が手厚い

こども共済は、子供の死亡保障を手厚くすることができます。

死亡以外に後遺障害が残るような状態でも給付が可能な特則もあるので、教育資金と同時に子供の生命保険を検討している方におすすめです。

 

④割戻金を受け取れる場合もある

JA共済では、毎年行われる決算で剰余金が発生した場合、契約者に公平に分配し還元する制度があります。

この還付金を割戻金と言います。

つまり、一度支払った保険料の一部が戻ってくる場合があるのです。

ただし、決算状況によっては割戻金がない年もあるので、期待し過ぎないようにしましょう

 

⑤生命保険料控除が使える

こども共済に加入すると、生命保険料控除の対象になります。

生命保険料控除とは、年間で支払った保険料の一定額が収入から差し引かれ、その結果、所得税や住民税を軽減できる制度のことです。

生命保険料控除には3つの枠があり、学資保険は一般生命保険料控除の対象です。

所得税では最大4万円(旧制度は5万円)、住民税は最大2.8万円(旧制度では3.5万円)を契約者の収入から控除することが可能です。

 

 ⑥クレジットカード払いが可能

こども共済の保険料はクレジットカード払いが可能です。

キャッシュレス化が進む現在、クレジットカードを愛用している方も多いのではないでしょうか?

クレジットカードは、毎月の利用料によってポイントが付与されるタイプが多く、保険料の支払いにクレジットカードを使えば、かなりのポイントをもらうことができるでしょう。

毎月の保険料をクレジットカード払いできる保険会社は意外と少ないため、これは大きなメリットになります。

 

こども共済の3商品に共通するデメリット

反対にデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?

①JA共済の組合員になる必要がある

JA共済とは、全国共済農業協同組合連合会のことで、農業に関わる人達を中心とする組合員で構成された非営利団体のことです。

そのため、JA共済を利用するためには基本的には組合員になる必要があるのですが、出資金を支払うことで「准組合員」になることができます。

その他に准組合員にならなくてもJA共済を利用できる「員外利用」もありますが、利用できるサービスに制限があるため、注意しましょう。

②破綻した場合の保障はJA共済内で行う

保険会社は生命保険契約者保護機構に加入しており、万一破綻した場合は生命保険契約者保護機構により契約が保護されます。

しかし、JA共済にはそのようなセーフティネットはなく、万一破綻した場合は、他のJAとA共済連が共同で契約を保護する仕組みになっています。

 

③返戻率が低い

こども共済は子供の死亡保障が手厚いため、他の保険会社の学資保険より返戻率が低い傾向があります。

返戻率重視の方は少し物足りなさを感じるかもしれません。

 

こども共済の3商品ごとの違い

こども共済の3商品における相違点は、主に下記の2点です。

  1. 子供の死亡保障
  2. 学資金の受け取り時期

詳細は各商品の特徴で詳しく解説していきます。

 

JAの学資保険|学資応援隊の特徴

まずは、学資応援隊の詳細を確認していきましょう。

加入可能年齢 子供:0~12歳
契約者:18~75歳
満期年齢

受取時期

保険料払込期間

中学プラン 14歳満期 11歳から14歳まで年1回受け取り 11歳払込終了
15歳満期 12歳から15歳まで年1回受け取り 12歳払込終了
高校プラン 17歳満期 14歳から17歳まで年1回受け取り 11歳・14歳払込終了
18歳満期 15歳から18歳まで年1回受け取り 12歳・15歳払込終了
大学プラン 22歳満期 17歳から20歳まで年1回+22歳満期時 11歳・14歳・17歳払込終了
18歳から21歳まで年1回+22歳満期時 12歳・15歳・18歳払込終了
子供の死亡保障
  • 保険料払込期間中:学資金設定金額×経過年数÷払込期間
  • 保険料払込期間終了後:学資金設定金額
払込方法 月払い・年払い・一括払い・全期前納払い

学資応援隊には3つのプランがあるのが特徴です

 

学資応援隊の返戻率シミュレーション

返戻率とは、支払う保険料に対していくら受け取れるかを割合で表したもので、返戻率が高いほど受け取る学資金が多くなります。

100%を超えると支払う保険料にプラスされた学資金が受け取れ、逆に100%未満だと支払う保険料からマイナスされた学資金になってしまいます。

それでは、気になる学資応援隊の返戻率を見てみましょう。

今回は「契約者30歳男性・子供0歳男の子・大学プラン・学資金設定金額300万円」でシミュレーションしています。

払込期間 払込方法 返戻率 保険料
12歳払込終了 月払い 101.3% 20,559円
年払い 105.7% 236,412円
18歳払込終了 月払い 98.3% 14,127円
年払い 102.6% 162,441円

学資保険の返戻率は、短期間で払い込むほど上がる仕組みになっています。

12歳で払込終了することがおすすめですが、それが厳しい場合は年払いを検討すると元本割れすることはありません。

 

学資応援隊のメリット

ここまでご紹介した特徴や返戻率からわかる学資応援隊のメリットは、下記の通りです。

年払いの返戻率の高さ

12歳払込終了の月払いと年払いの返戻率を比較すると、年払いの方が4.4%も高いのです。

総支払保険料は月払いが2,960,496円、年払いは2,836,944円とその差は123,552円にもなります。

そのため、支払いに余裕のある方は、年払いを検討してみましょう。

妊娠中から加入できる

学資応援隊は、「出生前加入特則」を付加することにより、出産予定日の140日前から加入することができます。

子供が生まれると、特に母親はゆっくり保険を検討する時間が取れなくなるのはよくあることです。

その点、妊娠中なら夫婦で検討する時間が取れ、家庭に合った商品を選ぶことができるでしょう。

ただし保障の開始は、出生日から14日を経過した段階で子供が生存していることを条件としています。

 

学資応援隊のデメリット

学資応援隊のデメリットも確認しておきましょう。

デメリットは、18歳払込終了で月払いの場合、元本割れしてしまうことです。

学資保険は子供の教育資金を貯めることが目的です。

子供の保障がついているとはいえ、元本割れしてしまうことはデメリットになってしまうでしょう。

ただしこのデメリットは、払込期間や払込方法を変えることでカバーできます。

 

学資応援隊の口コミ一覧

この章では、実際に加入している方からの口コミをご紹介していきます。

加入者のリアルな声を聞いてみましょう。

年払いなら元本割れもないし、何かあった時の保障も御守り的に感じられるので入ってます!ママ友から時々アンパンマングッズが貰えると聞いて、子供も喜ぶかなあ?と思って調べ始めました笑 担当の方も親切だし、地方でも店舗があるのが安心!

引用元: https://award.mamari.jp/2019_autumn/products/357 

全国に店舗があることと、グッズの効果が加入の決め手のようです。

もともと儲けることを目的としていないので掛け金が安く、満期額も入学祝金タイプであれば3歳、6歳、12歳、15歳、18歳、20歳、22歳と幅広く出るし、必要がなければ据え置きしておけば必要になったときに下ろすことができるのがいい!それに親に万が一のことがあったときの養育年金や、子供の保証を手厚くしたいときの割増があるのも選択肢の一つ。用途に合わせた保証がかなうので嬉しいです!

引用元: https://kuchiran.jp/money/ins_edu.html 

節目ごとのお祝い金や、子供の保障を手厚くできることが加入の決め手になったようです。

 

JAの学資保険|にじ・えがおの特徴

次は、にじ・えがおの詳細を確認していきましょう。

加入可能年齢 子供:0~11歳
契約者:18~75歳
満期年齢 18歳・22歳
保険料払込期間 満期年齢まで
受取時期 幼稚園・小・中・高校・大学入学時+満期時の合計6回
子供の死亡保障 死亡の理由 災害による死亡 病気による死亡
にじ 学資金設定金額+災害特約設定金額 学資金設定金額
えがお 0~5歳 学資金設定金額+災害特約設定金額 学資金設定金額
6~14歳 (学資金設定金額×3倍)+災害特約設定金額 学資金設定金額×3倍
15~22歳 (学資金設定金額×5倍)+災害特約設定金額 学資金設定金額×5倍
払込方法 月払い・年払い・一括払い・全期前納払い

にじとえがおの違いは、子供の死亡保障が年齢によって変わるか一定か、というポイントのみです

 

にじ・えがおの返戻率シミュレーション

特徴を理解したら、次は返戻率を確認していきましょう。

今回は「契約者30歳男性・子供0歳男の子・学資金設定金額300万円・22歳満期・災害給付特則200万円設定」でシミュレーションしています。

商品名 特則の付加 払込方法 返戻率 保険料
にじ 養育年金特則付き 月払い 79.2% 14,330円
年払い 82.7% 164,775円
養育年金特則無し 月払い 90.4% 12,566円
年払い 94.3% 144,492円
えがお 養育年金特則付き 月払い 74.9% 15,158円
年払い 78.2% 174,312円
養育年金特則無し 月払い 84.8% 13,394円
年払い 88.5% 154,029円

にじ・えがおは「学資保険+子供の災害保険+子供の生命保険」のような意味合いを持ちます。

そのため、元本割れしてしまうのは仕方ないことでしょう。

 

にじ・えがおのメリット

返戻率は高くなくても、にじ・えがおにしかないメリットもあるのです。確認していきましょう。

子供の保障が手厚い

にじ・えがお、共に子供の保障が手厚く付けられます。

まず、「災害給付特則」を付加することができます。

JA共済では災害給付特則に該当する条件を下記にように定めています。

  • 子供が災害や特定感染症で亡くなった場合
  • 子供が災害や特定感染症で、第1級後遺障害の状態や重度要介護状態になった場合
  • 災害による第2~10級の後遺障害の状態の場合、程度に応じて給付

この他に、死亡保障も学資応援隊より手厚くついているのも特徴です。

また、養育年金を付加することにより、契約者の万一に備えることも可能です。(学資応援隊にも付加可能)

妊娠中から加入できる(にじのみ)

にじは、「出生前加入特則」を付加することにより、出産予定日の140日前から加入することができます。

子供が生まれると、特に母親はゆっくり保険を検討する時間が取れなくなるのはよくあることです。

その点、妊娠中なら夫婦で検討する時間が取れ、家庭に合った商品を選ぶことができるでしょう。

ただし保障の開始は、出生日から14日を経過した段階で子供が生存していることを条件としています。

 

にじ・えがおのデメリット

にじ・えがおのデメリットは、やはり返戻率が低いことです。

保障があると保険料が高くなるのは生命保険では当然のことで仕方ないのですが、貯蓄を第一の目的にしたい方には、にじ・えがおは適していない学資保険と言えるでしょう。

 

JAの学資保険と人気商品の返戻率を比較

学資保険を選ぶ際に返戻率を比較する方は多いでしょう。

そこで、こども共済と人気商品の返戻率を比較してみましょう。

■契約者30歳男性・子供0歳男の子・学資金設定額300万円・月払いの場合

JA共済
「学資応援隊」
ソニー生命
「学資保険」
日本生命
「ニッセイ学資保険」
明治安田生命
「つみたて学資」
フコク生命
「みらいのつばさ」
かんぽ生命
「はじめのかんぽ」
101.3%
(12歳払込終了)
105.5%
(10歳払込終了)
107.2%
(10年払込終了)
104.1%
(10歳払込終了)
105.5%
(11歳払込終了)
101.3%
(12歳払込終了)

JA共済の学資応援隊は、やはり返戻率の面では見劣りしてしまいます。

上記の中では、JA共済と同じように子供の保障を手厚く用意できる、かんぽ生命が比較対象になりやすいでしょう。

 

JAの学資保険の相談先を選ぶポイント

JA共済の学資保険を相談するには、JA共済の窓口に行くのがおすすめです。

しかし、他の商品と比較したい場合や商品選びに迷っている場合は、JA共済の窓口に行くのはまだ早いかもしれません。

「いろいろな商品と比較したいけれど、自分で商品を選ぶのは難しい」そのように思う方は、保険相談窓口に相談してみるといいでしょう。

 

学資保険の相談窓口一覧

下記は学資保険のおすすめ相談窓口の一覧です。ぜひ、一度足を運んでみてください。

店舗名 マネーペディア ほけんの窓口 保険市場 マネードクター 保険見直しラボ
店舗数 オンライン特化 767 650 97 70
取扱保険会社数 40 40 84 27 32
特徴 ・経験豊富なコンサルタントが多数在籍

・複数の保険会社を組み合わせて提案してくれる

・店舗数は業界最大級

・公式サイトでは1分診断ができる

・取扱保険会社数が業界最大

・人気のコンサルタントを指名できる

・FP資格取得者は1000名以上・MDRT会員200名以上

・店舗以外にオンラインやカフェなどで相談可能

・コンサルタントは経験年数12年以上のベテランが多い

・申し込みから面談日程を決めるまで最短10分のスピード感

 

まとめ

この記事では、JA共済の学資保険について解説してきました。

重要なポイントを再確認しておきましょう。

  • JA共済の学資保険は「学資応援隊」「にじ」「えがお」の3種類
  • 加入可能年齢は、子供0~12歳・契約者18~75歳と幅広く対応している
  • JA共済の学資保険は、子供の保障を手厚くしたい方におすすめ
  • 保険料の支払いにクレジットカードが使える

JA共済の学資保険は他の保険会社の商品と違う部分が多いです。

その分、不明な点がある方もいるでしょう。

そのようなときは、保険のプロに相談してみることをおすすめします。

JA共済の学資保険はもちろん、ご家庭の希望に合った学資保険を教えてくれるはずです。

 

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まずは一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか。

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