【FP監修】アフラックの学資保険を徹底解説!返戻率/メリット・デメリット/口コミ・評判
がん保険で有名なアフラック。
かわいいアヒルのキャラクターで人気の保険会社です。
そんなアフラックで学資保険を販売しているのはご存じでしょうか?
この記事では、アフラックの学資保険を徹底解説すると共に、選び方をご紹介しています。
ぜひ学資保険選びの参考にしてください。
記事監修者
SYN Group 株式会社
白村 明弘
アフラックの学資保険をチェックするための基礎知識
まずは学資保険の基礎知識を確認しておきましょう。
「学資保険とはどのような保険なのか」「学資保険選びのポイント」を理解することで、アフラックの学資保険をより深く理解することができます。
学資保険とは
学資保険とは、保険会社が販売する教育資金を積み立てるための保険です。
一定金額を積み立てていくことにより、子供の大学入学時を中心に、中・高校入学時などの節目にまとまった金額を受け取ることができるようにする貯蓄型の保険のことです。
また、学資保険の特徴の1つに「保険料払込免除特約」という特約があり、これは、契約者に万一のことがあった場合に保険料の支払いは免除されるけれど、受取の時期がくれば学資金は受け取ることができるという内容の特約です。
その他にも誰でも確実に貯蓄ができることや生命保険料控除が使えるなど、学資保険にはメリットがたくさんあるため、子育て世代には人気なのです。
学資保険の選び方のポイント
学資保険は各保険会社から販売されているため、何を基準に選んだら良いのか悩む方も多いでしょう。
そのような場合は下記のポイントを重視してみてください。
- 返戻率
- 払込期間
- 受取時期
- 必要な特約があるかどうか
返戻率
1つ目の返戻率は、学資保険で最も重視されるポイントと言っても過言ではないでしょう。
返戻率とは、支払う保険料に対していくら受け取れるのかをパーセントで表したものです。
例えば、返戻率105%の学資保険に100万円の保険料を支払った場合、受け取り金額は105万円ということになります。
商品によって返戻率は違うので、少しでも受取額を増やしたい方はできるだけ高い返戻率の商品を選びましょう。
払込期間
2つ目の払込期間は、保険会社によっていろいろな設定がありますが、共通して言えるのは払込期間が短いほど返戻率は上がるということです。
加入前には返戻率と毎月の保険料の両方を確認し、納得いくプランを選びましょう。
受取時期
3つ目の受取時期ですが、こちらも商品により受取時期は変わります。
小・中・高校・大学入学時に少しずつ受け取れるタイプもあれば、大学入学時にまとまった金額を受け取るタイプもあります。
その中でいちばんおすすめしたいのは、大学入学時にまとまった金額、その後4年間に渡り少しずつ受け取れるようなタイプです。
なぜなら、教育資金の中でいちばんお金がかかるのが大学だからです。
大学にかかる費用は平均で入学時に250万円、年間の学費に100万円程度と言われています。
多額の費用を一度に準備するのは大変なため、学資保険で補うことがベストなのです。
ただし、あくまでも一般例なので、中学や高校から私立に通う予定の方は、それぞれの入学時に学資金を受け取るようなプランを選ぶと良いでしょう。
特約
4つ目の特約の件は少し注意が必要です。
保険会社に学資保険の見積りを作成してもらうと、いろいろな特約を勧められることがあるかもしれません。
学資保険には、子供の医療の補償や、育英年金などの特約が付加できる商品もたくさんあります。
もちろん特約の内容は素晴らしいですし、「付加できるものならしたい」と思って当然なのですが、学資保険に限っては、あまり特約を付加することはおすすめできません。
なぜなら、特約を付加することによって、返戻率が大幅に下がってしまうからです。
学資保険の目的はあくまでも貯蓄です。
親の万一のときに保険料の払込は免除されるけれど補償は続く「保険料払込免除特約」は必要ですが、その他の特約を付加する際には「その特約を付加することで返戻率が下がる」ことを理解し、それでも必要だと思う場合のみ付加するようにしましょう。
アフラックの学資保険の概要
ここからはアフラックの学資保険「アフラックの夢みるこどもの学資保険」を深堀りしていきます。
まずは概要を確認しましょう。
加入可能年齢 | 被保険者 | 18歳(17歳)払込の場合:0~7歳 |
10歳払込の場合:0~5歳 | ||
契約者 | 保険料払込免除特則を付加する場合:男性18~50歳 女性16~50歳 | |
保険料払込免除特則を付加しない場合:年齢制限なし | ||
受取時期(合計5回) | 大学入学時 | 受取総額の3分の1 |
大学在学中 | 入学の翌年から年に1度、受取総額の6分の1 | |
高校入学時 | 受取総額の6分の1 | |
払込期間 | 18歳 | |
17歳 | ||
10歳 | ||
一括 | ||
付加できる特則・特約 | 保険料払込免除特則 | |
指定代理請求特約 | ||
死亡給付金 | 被保険者の死亡時に既払込保険料相当額が支払われる | |
解約返戻金 | 支払い済保険料全額は戻らず、元本割れする | |
加入時の告知の有無 | 保険料払込免除特則を付加する場合のみ契約者の健康状態の告知が必要 |
それぞれの項目を詳しく解説していきます。
アフラックの学資保険の保障内容
アフラックの学資保険の保障内容を見ていきましょう。
まず、教育資金の受け取りは合計5回です。
例えば、受取総額を300万円に設定した場合、大学入学時に受取総額の3分の1である100万円、高校入学時と大学在学中に受取総額の6分の1である50万円を受け取ることができます。
他社の学資保険は小・中学校入学時にお祝い金を受け取れる商品もありますが、アフラックでは教育資金が多くかかる高校入学以降に集中して受け取れるように設定してあるのが特徴です。
保険料の払込期間は「10歳・17歳・18歳・一括」から選べます。
払込期間を短くすることで返戻率が上がるメリットがあるので、資金に余裕のある方は検討してみるといいでしょう。
最後に保険料払込免除特則について確認しておきましょう。
「保険料払込免除特則」とは、契約者に万一のことがあった場合、保険料の払込は免除になるが保障は続くという内容の特則です。
アフラックでは「万一の状態」を下記の状態と定めています。
- 契約者が死亡した場合
- 契約者が病気や怪我を原因とした所定の高度障害状態になった場合
- 契約者が不慮の事故にあい、その発生から180日以内に所定の身体障害状態になった場合
上記の状態に該当した場合は、保険料の支払いは停止するけれど学資金は予定通り受け取れるため、契約者の万一のリスクに備えることができます。
アフラックの学資保険の保険料
アフラックの学資保険の保険料の一例を見てみましょう。
■契約者30歳男性・受取総額240万円設定の場合
10歳払込終了 | 18歳払込終了 | |
子供0歳時に加入した場合の月額保険料・返戻率 | 20,368円 98.1% |
11,544円 96.2% |
子供3歳時に加入した場合の月額保険料・返戻率 | 29,176円 97.9% |
13,856円 96.2% |
ご覧の通り、加入時の子供の年齢や払込終了期間によって月額保険料や返戻率は変わります。
学資保険は解約すると大幅に元本割れしてしまうため、毎月の保険料は無理のない範囲で設定しましょう。
ただし、もし支払いに余裕ができた場合でも増額はできません。
その場合は追加で学資保険に加入することをおすすめします。
アフラックの学資保険に加入するメリット
アフラックの学資保険の概要を理解したところで、次はメリットをご紹介します。
①大学4年間の費用をしっかりカバーしてくれる
メリット1つ目は、大学4年間の費用をしっかりカバーしてくれることです。
子供の教育費の中でいちばん費用がかかるのが大学費用です。下記は高校から大学にかかる費用の目安です。
入学費 | 年間費用 | |
高校 | 31.9万円 | 68.5万円 |
国公立大学 | 28.2万円 | 52.0万円 |
私立文系 | 25.6万円 | 73.7万円 |
私立理系 | 27.2万円 | 103.7万円 |
ご覧の通り、多額の費用がかかっているのがわかります。
そのため、アフラックの学資保険ではいちばん費用がかかるこの時期に学資金を受け取れるように設定してあるのです。
特に大学入学時には1人暮らしを始める方も多く、新生活の準備に費用がかさむ場合も考えられます。
そのためにも特に大学入学時の学資金を手厚くしてあるのが特徴です。
また、アフラックの学資保険では受取総額を1,500万円まで設定できます。
そのため、比較的費用が高い私立理系や医学部などに進学予定の方にも適している学資保険なのです。
②進学タイミングに合わせて教育資金を準備できる
メリット2つ目は、進学タイミングに合わせて教育資金を準備できることです。
アフラックの学資保険では、大学入学時の学資金受取時期は基本的に高校を卒業する年、つまり18歳です。
ただし、この設定には注意が必要です。
なぜなら、大学入学時以降の学資金は保険料の払込が終了した後でないと受け取ることができないからです。
そのため、単純に18歳を設定してしまうと、大学入学前までに学資金を受け取れないケースがでてきてしまうのです。
これには、2つの日付が関係してきます。
1つは子供の誕生日、もう1つは契約日です。
ここでは、選ぶ方がいちばん多い「18歳払込終了」を選んだ場合で説明していきます。
この場合の大学入学時の学資金の受取時期は、子供が18歳の誕生日を迎えた後、初めてくる契約日の前日になります。
わかりやすように、例えを見てみましょう。
誕生日 | 契約日 | 大学入学時の学資金の受取日 | 大学入学時の学資金の受取日時の学年 | |
Aさん | 7/1 | 9/1 | 8/31 | 高校3年生 |
Bさん | 12/1 | 9/1 | 8/31 | 大学1年生 |
Aさんは、高校3年生の7/1に誕生日を迎え18歳になります。
その後、9/1に契約日がくるので、その前日の8/31に大学入学時の学資金が受け取れます。このケースは「18歳払込終了」で問題ありません。
一方、Bさんも高校3年生の12/1に誕生日を迎え18歳になります。
しかし、この年の契約日は過ぎてしまっているため、翌年の9/1が誕生日後、初の契約日になり、大学1年の8/31が大学入学時の学資金受取日になってしまいます。
これだと、大学入学資金には使えなくなってしまいます。
それを防ぐために、Bさんは「17歳払込終了」を選ぶことで問題は解決します。
このように、子供の誕生日と契約日によって、払込期間の設定をする必要がでてくるので注意しましょう。
③出産予定日の140日前から申し込める
メリット3つ目は、出産予定日の140日前から申し込めることです。
子供が生まれると、急に戦場のような忙しさになるのは聞いたことがあるでしょう。
特に四六時中、一緒に過ごす母親は子育て以外の時間をゆっくり取ることが難しくなります。
そのため、子供が生まれたら学資保険に加入しようと予定していた方でもつい手続きが後回しになってしまうのはよくあることです。
その点、妊娠中なら比較的ゆっくりと時間が取れます。学資保険の検討も夫婦で話し合いができるでしょう。
アフラックの学資保険は出産予定日の140日前から申し込めるため、しっかりと内容を把握してから申し込みできるので安心です。
④保険料の払込期間を3種類から選べる
メリット4つ目は、保険料の払込期間を「18歳、17歳、10歳」の3種類から選べることです。
払込期間を短くするメリットは返戻率が高くなることです。
逆に月額保険料は高くなるので、毎月の支払が家計を圧迫しないように注意しましょう。
また、比較的費用が少ない小学生のうちに払込を終えることで、計画的に貯蓄ができることもメリットの1つです。
払込方法はこの他にも、一括払いがあります。
一括払いはいちばん返戻率が高くなりますが、払込が終了してしまうため保険料払込免除特則の効果を発揮できない側面もあるので注意が必要です。
⑤保険料払込免除の特則が存在する
メリット5つ目は、保険料払込免除特則が存在することです。
保険料払込免除特則とは、契約者に万一のことがあった場合、保険料の支払いは免除になるけれど学資金は予定通り受け取れるという特則です。
学資保険の第一の目的は、親が子供のために教育資金を準備することです。
もし親に万一のことがあった場合でも子供が教育資金を受け取れるというのは、大きなメリットでしょう。
⑥医師の診査なしで申し込める
メリット6つ目は、医師の診査なしで申し込めることです。
「保険」というと加入時の診査が厳しいイメージがあり敬遠している方もいるかもしれません。
しかし、アフラックの学資保険は医師の診査の必要はありません。
簡単な健康状態を告知するだけで申し込みが可能なため、健康診断をマメに受けていない方でも申し込みは可能です。
⑦保険料をクレジットカードで支払える
メリット7つ目は、クレジットカード払いが可能なことです。
実は学資保険をクレジットカード払いできる保険会社は多くありません。
クレジットカードで支払うことのメリットは、クレジットカードのポイントが貯まることです。
学資保険の平均受取総額は200万円~300万円です。
その金額分のポイントが還元されるとしたら、トータルで考えると返戻率にも良い影響があると言えるでしょう。
アフラックの学資保険に加入するデメリット
たくさんメリットのあるアフラックの学資保険ですが、デメリットも存在します。
加入後に後悔しないためにも両方の側面を把握しましょう。
①返戻率が低いために元本割れする
デメリット1つ目は、返戻率が低いことです。
返戻率とは、支払う保険料に対していくら受け取れるのかをパーセントで表したものです。
つまり返戻率が100%を超えない保険は支払った保険料より受取額が低くなってしまうのです。
このことを「元本割れ」と言います。
アフラックの学資保険は、残念ながら元本割れする商品です。
返戻率が高くなるように10歳払込終了にしても、同様の結果なのです。
これは学資保険においては大きなデメリットになってしまいます。
返戻率が低い大きな理由は2016年に導入されたマイナス金利の影響です。
マイナス金利が導入される前は、返戻率は100%を超えていました。
しかしマイナス金利が導入されたことにより標準利率が下がり、学資保険の返戻率は大きく下がってしまったのです。
この影響は、アフラックだけでなく他の保険会社にも共通していますが、マイナス金利導入後も元本割れしない商品を販売している会社はあります。
そのため、返戻率という面で比較するとアフラックの学資保険は弱いのです。
②契約可能年齢の幅が狭く加入しにくい
デメリット2つ目は、契約可能年齢の幅が狭いことです。
契約者の加入可能年齢は「男性が18歳~50歳、女性が16歳~50歳」です。
アフラックに限らず、学資保険は保険料払込免除特約があるため50歳前後の年齢制限がある商品が多いのです。
ただし、かんぽ生命の学資保険は契約可能年齢が65歳と幅広いため、そのような商品と比較すると契約可能年齢の幅が狭く感じてしまうかもしれません。
そのため、祖父母や年齢の離れた夫婦の場合は注意が必要です。
アフラックの学資保険の返戻率
この章では、学資保険で重要なポイントである返戻率をご紹介していきます。
返戻率をシミュレーションで計算
今回は「契約者30歳男性・子供0歳・受取総額240万円設定・保険料払込免除特則付加」でシミュレーションしていきます。
大学入学時学資金受取年齢 | 17歳 | 18歳 | ||
保険料払込期間 | 10歳 | 17歳 | 10歳 | 18歳 |
月額保険料 | 20,408円 | 12,216円 | 20,368円 | 11,544円 |
返戻率 | 98.0% | 96.3% | 98.1% | 96.2% |
残念ながら、返戻率は100%を超えません。
少しでも返戻率を上げたい場合は、年払いや半年払いを検討してみることをおすすめします。
過去の販売停止がもたらした影響
アフラックの学資保険は過去に一度、販売停止になっています。
それはマイナス金利の影響を受けて、2016年4月に起きました。
景気回復のために導入したマイナス金利ですが、貯蓄系の保険商品への影響は決してプラスではありませんでした。
なぜなら、マイナス金利を導入したことにより標準利率が下がり、それにより予定利率が下がり、その結果、保険料の値上がりが起こり、返戻率が下がるからです。
その影響はアフラックの学資保険に大きく表れ、一時期は販売停止にまでなりました。
他社の商品も販売停止や返戻率の大幅低下など、貯蓄系保険商品はかなり大きな影響を受けたのです。
その影響は現在も続いていて、各社の商品はマイナス金利導入前と後ではかなり大きな返戻率の差が生じる結果となりました。
ちなみにアフラックの学資保険は一旦販売停止になったものの、2018年4月には販売を再開しています。
返戻率の推移
販売停止前と後の返戻率の推移は下記の通りです。
「契約者30歳男性・子供0歳時に加入の場合」
- 販売停止前→105.2%
- 販売停止後→96.2%
保障内容にはほぼ変化は無かったものの、重要な返戻率は大幅に下がってしまったのです。
このように学資保険などの貯蓄系商品は、景気の影響を大きく受けます。今後もどうなるかはわかりません。
そのため、学資保険を検討されている方は、商品が販売されているうちに加入することをおすすめします。
アフラックの学資保険の満期金
アフラックの学資保険では、受取総額を120万円から1,500万円の間で設定することができます。
そこで気になるのは、「受取総額をいくらに設定したら良いのか?」ということです。
この章では、アフラックの受取総額について解説していきます。
大学の入学金・授業料の平均額【参考】
下記は大学入学時および在学中にかかる費用の目安です。
国立大学 | 私立文系 | 私立理系 | 私立医科歯科系 | |
入学費 | 28.2万円 | 25.6万円 | 27.2万円 | 100.9万円 |
年間授業料 | 52.0万円 | 73.7万円 | 103.7万円 | 296.8万円 |
総額 (検定料等含む) |
238.2万円 | 387.3万円 | 521.7万円 | 1,693.2万円 |
ご覧の通り、何系の大学に行くかによって費用は大きく変わります。
また、上記の他に、自宅からの通学費用やひとり暮らしのための仕送り費用もかかってきます。
教育費はこれだけ大きくかかる費用なので、計画的に準備を進める必要があるのです。
満期金のおすすめ受け取り総額
では、おすすめの受取総額はいくらなのでしょう。
すでに学資保険に加入している方の平均は200万円~300万円です。
アフラックの学資保険で受取総額を300万円に設定した場合、下記の通り学資金を受け取れます。
高校入学時 | 50万円 |
大学入学時 | 100万円 |
大学2年目 | 50万円 |
大学3年目 | 50万円 |
大学4年目 | 50万円 |
この受取額を先ほどの大学費用の目安と比べると、かなり家計の助けになることがわかります。
受取総額は120万円~1,500万円の間で設定ができるので、大学在学時にいくら受け取りたいかで設定金額を決めるのも良いでしょう。
ただし、下記の表のように受取額を増やすと毎月の保険料は上がるので注意が必要です。(契約者30歳男性子供0歳の場合)
受取総額300万円 | 14,430円 |
受取総額420万円 | 20,202円 |
受取総額540万円 | 25,974円 |
受取総額660万円 | 31,746円 |
受取総額と毎月の保険料の両方を把握して、金額を設定することをおすすめします。
アフラックの学資保険の口コミ・評判一覧
学資保険に限らず、何かを決定する際には評判や口コミが気になる方も多いでしょう。
ここでは、アフラックの学資保険の評判や口コミをご紹介していきます。
高評価の口コミ・評判
まずは高評価の口コミからです。どのようなポイントが高評価の理由なのでしょうか?
ソニー生命の学資保険が良いというのをママ友に聞き、いろいろ調べた結果、悩みましたが私はライフプランナーの方の質が良かったのが決め手になりアフラックにしました。うちにいらっしゃったソニー生命の方は「うちで契約したいんですよね」という感じがすごくしたのが残念でした。良い商品なので加入される方は多いとは思いますが、担当される方をお付き合いしたいかどうかも1つの基準だと思います(みなさんがそうではないと思いますが)。お得度は短期払い込みプランにすればアフラックのほうが有利だと思いました。
引用元: https://kuchiran.jp/money/ins_edu.html
この方は、担当者の質が高評価の理由でした。人間同士の付き合いなので、やはり担当者の対応は大きな決め手になるのでしょう。
学資保険をアフラックの”夢みるこども”にしたのは、高校入学時に一時金がもらえ、その後大学へ進学すれば、学資年金としてお金が出るプランが気に入ったからです。私は、子供が1歳の時に学資保険に加入したのですが、戻り率も96%を超えていましたし、納得して加入を決めました。アフラックの担当者の方も、親切で対応が良かったですし、質問にも素早く答えてくれるので、信用が持てたのも、この学資保険を選んだきっかけです。
この方のように、受取のタイミングが希望と合っているという口コミも多かったです。
必要な時期に教育資金を受け取れるのは大きなメリットになることがよくわかります。
低評価の口コミ・評判
次は、少し残念な低評価の口コミをご紹介します。
もうアフラックの学資保険を選ぶ意味はないと思います。もともと保障はなく、返戻率が良いという事で口コミになり、人気が出た学資保険ですが、2017年9月時点で見積もってみたところ、返戻率は100%を大きく下回っており、これでは預入するだけで資金が目減りしてしまうので普通預金で学資の準備をしておいたほうがよっぽどましです。保障が充実しているならまだしもメリットがあるとは思えません。
返戻率を重視されている方からは、元本割れしてしまうアフラックの学資保険は評価が低いようです。
アフラックの学資保険への加入が向いているケース
ここまでアフラックの学資保険を解説してきましたが、最終的にどのような方が加入に向いているのでしょうか?
具体的にお伝えしていきます。
①高校・大学の学費にしっかり備えたいケース
アフラックの学資保険は、大学在学中をメインに受け取れるように設定してあります。
必要な時期に必要な金額を受け取ることで、子供の進学を応援することができます。
「お財布に現金を入れておくといつの間にか使ってしまっていた」という経験は誰もがあると思います。
必要ではない時にもらったお金は、つい使ってしまうものです。
その点、アフラックの学資保険は必要なタイミングで受け取ることができるので、目的通り、子供のために使うことができるのです。
そのため、私立の高校入学を検討している方や、大学に通わせたいと思っている親御さんにはアフラックの学資保険は向いていると言えます。
②早期のタイミングで保険料の払込を終えたいケース
学資保険は毎月保険料を積み立てることで、必要な時期に教育資金を受け取ることができます。
しかし、教育費用が多くかかる時期に積立するのは大変なことです。
その点、アフラックの学資保険は10歳払込終了が選べるので、比較的教育費用がかからない時期に積立を終えることができます。
早い時期に積立を終わらせて、その後は老後の資金を貯蓄したいとお考えの方などにおすすめです。
③保険料をクレジットカード払いにしたいケース
アフラックの学資保険はクレジットカード払いに対応しています。
キャッシュレス化が進む中、家計をクレジットカードで管理している方も多いでしょう。
それに反して、学資保険をクレジットカード払いできる保険会社はそれほど多くないので、カード払いにこだわる方には適しています。
アフラックの学資保険への加入が向かないケース
アフラックの学資保険には向かないケースも存在します。
詳細を確認していきましょう。
①元本割れしない学資保険を希望するケース
元本割れしない学資保険を希望する場合は、アフラックの学資保険は適していません。
残念ながら現在の商品は元本割れしてしまうことが確実だからです。
ただし、学資保険には保険料払込免除特則があるため、個人で貯蓄する場合にはない保障があることも忘れないようにしましょう。
②晩婚などで親の年齢が高いケース
アフラックの学資保険は、契約者の加入可能年齢が50歳までに設定されています。
そのため、子供を授かったのが遅めの場合や、夫婦で年齢が離れている場合などはあまり適していません。
ただし、その場合でも夫婦どちらかが50歳以下なら加入は可能です。
アフラックの学資保険と他社の商品を比較!
学資保険は、比較することでそれぞれの良さや自分の希望が見えてきます。
この章では「アフラック・ソニー生命・明治安田生命」の3社での学資保険の比較をご紹介します。
■契約者30歳男性・子供0歳・受取総額300万円設定の場合
アフラック「夢見るこどもの学資保険」 | ソニー生命「学資保険」 | 明治安田生命「つみたて学資」 | |
10歳払込終了時の返戻率 | 98.1% | 105.5% | 105.7% |
15歳払込終了時の返戻率 | – | – | 104.1% |
18歳払込終了時の返戻率 | 96.2% | 102.6% | – |
受取方法 | 大学入学時とそれ以降年に1回+高校入学時の計5回 | 大学入学時とその年含め年に1回の計5回 | 大学入学時とそれ以降年に1回の計4回 |
改めて比較してみると、やはり返戻率の面では他社の商品が魅力的に映ります。
アフラックはがん保険で国内シェア率ナンバー1なので、保険を1本化したい方などにおすすめです。
アフラックの学資保険で求められる手続き
実際にアフラックの学資保険に加入する際にはどのような手続きが必要なのでしょうか?
この章では、加入時の手続き方法から住所変更や受取時の手続き方法などをご紹介していきます。
①加入手続きの方法
まずは加入時の手続き方法です。加入時の流れは下記の通りです。
- 電話やメールで資料請求
- 代理店の担当者と対面でプランの説明を受ける
- 契約
最初に電話やメールで問い合わせをします。
すると後日、代理店の担当者から連絡が入り、対面でプランの説明を受ける日程を調整します。
納得いくプランが決まれば、契約をします。
②住所変更手続きの方法
学資保険は長期に渡って継続する保険です。
そのため、保険期間中に引っ越しをする機会もあるでしょう。
そこで必要になるのが住所変更の手続きです。アフラックの場合は下記の4つの方法で住所変更手続きが可能です。
- コールセンター
- 店頭
- インターネット
- 24時間自動音声サービス
いろいろな保険会社がありますが、こんなに手続き方法が多い保険会社は多くありません。
店頭に行くのが難しい方もいる中、インターネットや自動音声サービスがあるのは嬉しいサービスと言えるでしょう。
③解約・解約返戻金の請求手続きの方法
学資保険を継続する中で突発的な出来事により、解約せざるを得ないこともあるかもしれません。
解約手続きは書面での手続きが必要になります。
解約することが決まったら、インターネットや電話で解約したい旨を伝えます。
その際に、解約返戻金の金額は必ず確認しましょう。
後日、解約の書類が届くので必要事項を記入したら返送し、解約手続きは完了です。
解約の日付は記入した日付ではなく、保険会社に書類が届いた日付になります。
また、直接店頭に出向いての手続きも可能です。
書類に不備がなければ、解約手続きが完了してから1週間以内に解約返戻金が所定の口座に振り込まれます。
④祝い金の請求手続きの方法
最後に学資金の受け取り手続きになります。
学資金の受け取り手続きは、インターネットもしくはコールセンターへ連絡することで可能です。
アフラックのホームページには「契約者専用サイト」があり、そこにログインすることでインターネット上で全て手続きが完了します。
インターネットの手続きが苦手な方はコールセンターに連絡しましょう。
すると後日、書類が届くので必要事項を記入し返信したら手続きは完了です。
アフラックに書類が到着した1週間以内に学資金が振り込まれるので、確認を忘れないようにしましょう。
アフラックの学資保険に関するQ&A
アフラックの学資保険に関するQ&Aをまとめました。
ぜひ、加入時の参考にしてください。
①お得なキャンペーンなどは開催されている?
新規加入キャンペーンは開催されていませんが、加入後に契約者専用サイトに登録することで、商品券や家電製品などをプレゼントするキャンペーンを行っていることもあります。
キャンペーンは不定期で開催されるので、たまにホームページをチェックしてみると良いでしょう。
また、担当者からお得な情報をもらえる機会も多いようです。
②サービスショップって何?
サービスショップとは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーや知識豊富なスタッフと保険相談ができるショップのことです。アフラックの商品の資料請求をすることで利用が可能になります。
ただし、扱っている商品はアフラックの商品のみのため、他社との比較をしたい場合は総合代理店のようなショップがおすすめです。
学資保険に加入した後に、アフラックのがん保険にも興味を持った場合などに利用してみましょう。
③学資保険料の引き落とし日はいつ?
アフラックでは、学資保険の引き落とし日を「毎月27日」に設定しています。
27日が祝日の場合は翌営業日に引き落としされます。引き落とし日前には残高不足にならないように確認しましょう。
まとめ
この記事では、アフラックの夢見るこどもの学資保険について解説してきました。
最後に商品の特徴を再確認しておきましょう。
- 加入可能年齢は契約者は50歳まで、子供は7歳まで
- 学資金は大学入学時を中心に、大学在学中と高校入学時の計5回受け取れる
- 保険料の払込期間は、18歳・17歳・10歳・一括払いから選べる
- 契約者は健康状態の告知のみで申し込み可能
- マイナス金利導入後はどのプランでも元本割れしてしまうので注意が必要
- 学資保険にはめずらしくクレジットカード払いが可能
このようにアフラックの学資保険にはメリットもデメリットも存在します。
自分の家庭に会う学資保険選びに迷っている場合は、一度、保険のプロに相談してみるのがおすすめです。
保険のプロは私たちが知らない情報をたくさん持っているので、きっとあなたの家庭に合う学資保険が見つかるはずです。
「まずは気軽に保険のことを相談してみたい!」という方にお勧めなのが、Moneypediaのオンライン保険相談サービスです。
保険のことをいつでも・どこでも・気軽に・何度でも専門家に相談することが出来ます。
まずは一度、下記リンクからご相談されてみてはいかがでしょうか。
Moneypediaのオンライン保険相談サービス
いつでも・どこでも・気軽に・何度でも専門家に相談