【FP監修】貯金できない人の特徴3つ|貯金成功のポイントも徹底解説!
貯金したくてもできないと悩みを抱える人が多い現代。
実は貯金できない人にはある特徴があります。
本記事では、貯金できない人の特徴や、貯金を成功させるためのポイントを詳しく説明しています。
苦手な貯金をできるようになりたい人は、ぜひ参考にしてください。
記事監修者
ファイナンシャルプランナー
盛内 結衣
人生には何かとお金がかかるもの。
しかし、特別大きな出費をしていないにもかかわらず
「毎月なぜか貯金できない」
と悩む人もいるでしょう。
実は、貯金をできない人には「ある特徴」があります。
そこで当記事では、貯金ができない人の特徴や、貯金を成功させるためのポイントをご紹介します。
専門家監修のもとわかりやすく解説しているため、貯金ができなくて困っている人はぜひ参考にしてください。
知っておくべき!貯金できない人の3つの特徴
貯金できない人には、以下の3つの特徴がある可能性が高いです。
自分に当てはまっているかどうか考えてみましょう。
特徴①収支を把握していない
貯金ができない人は、収入と支出のバランスを把握せずに出費を重ねる傾向があります。
なぜなら、毎月の支出をどれほど抑えるべきかを理解していないと、支出が出費を超える可能性が高いからです。
よって、まずは毎月の収入と支出のバランスを考え、出費の割合を決めることをおすすめします。
理想としては、支出7割:貯蓄3割と言われています。
特徴②必要ない固定費を払っている
毎月必ず発生する固定費の割合が高いと、手元に残るお金が減り、貯金にまわす金額が必然的に減ります。
固定費の例は以下の通りです。
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
- サブスクリプション代
住居費や水道光熱費の見直しは難しいですが、通信費などのスマホ代金や、保険料、サブスクリプション代は見直しが可能です。
もしも必要ない固定費を払っている場合は、早急に解約することをおすすめします。
特徴③毎月の貯金額を決めていない
毎月の貯金額を決めていないと出費を気にせずにお金を使ってしまい、最終的には貯金ができないという状況が生まれやすくなります。
なんとなく「貯金したい」と思うだけでなく、明確な目標金額を立てることが、貯金成功のための秘訣です。
貯金の目標額の決め方については、記事の後半で紹介しているためぜひ参考にしてください。
貯金できない人が貯金を成功させる5つのポイント
ここまで、貯金できない人の特徴を解説しました。
では、貯金が苦手な人が貯金を成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか。
ここからは、貯金できない人が貯金を成功させるポイントを解説します。
ポイント①貯金の目的を明確にする
まずは貯金の目的を明確にすることからはじめましょう。
なぜなら、貯金の目的を見失うとモチベーションが下がってしまうからです。
貯金の目的は具体的なほど効果的と言われています。
例えば、「車の購入」や「旅行費用」など、実際に貯金を使った際のイメージができるものであるほど、モチベーションが続くでしょう。
直近で大きな出費がない人は、「結婚費用」や「マイホームの購入」など、購入が決定していないものでも効果的です。
このように、貯金の目的を明確にすることが貯金成功のためには非常に重要です。
ポイント②家計簿をつける
貯金を成功させるには、家計簿をつけて収支を把握することが重要です。
出費があるたびに家計簿をつけると「一月当たりに使える残金」が可視化されるため、節約を意識するようになるでしょう。
また、家計簿をつける際に「項目分け」すると、どのようなことにお金を使っているかが一目瞭然になります。
家計簿に記載するべき項目は以下の通りです。
- 固定費
- 食費
- 生活費
- 娯楽費
- 交通費
- 医療費
家計簿というと、ノートでレシートを管理するイメージが強い方も多いかもしれませんが、アプリで管理することも可能となりました。
最近では、レシートを写真で読み込むだけで金額が自動入力されるアプリもあるため、積極的に利用してみましょう。
ポイント③本当に必要かを検討してから購入する
貯金が成功している人は、商品やサービスが本当に必要なのか検討してから購入する傾向にあります。
衝動的に商品を購入すると、本当は必要ではなかった場合、代金が無駄になってしまう可能性があるからです。
そのため、欲しいと思ってもすぐに購入するのではなく、一度冷静に考えてから商品を買うようにしましょう。
ポイント④強制的に貯金する仕組みをつくる
上手に貯金している人は、毎月自動的に貯金される仕組みを利用していることが多いです。
毎月自動的に貯金されるサービスを利用すると、毎月、口座やクレジットカードから一定額が引き落とされ、普段使っている口座とは別でお金を管理します。
そのため、強制的に貯金することができるのです。
自動的に貯金する方法は以下の5つです。
- 定期預金
- 財形貯蓄
- 積立保険
- つみたてNISA
- iDeCo
上記の方法は、普通預金よりも利回りが良く、預けた金額よりも増えて戻ってくることがあります。
しかし、つみたてNISA やiDeCoは投資のため、元本割れする可能性があるため注意しましょう。
とはいえ、しっかり知識を深めてから利用すれば元本割れのリスクを下げることは可能です。
利用する際は下調べをしたり、専門家に相談してみた上ではじめましょう。
ポイント⑤クレジットカードの利用上限額を下げる
貯金ができない人は、クレジットカードの利用限度額を下げることをおすすめします。
クレジットカードの支払いは、すぐに手元から現金が無くなるわけではないため、使いすぎてしまう可能性が高いです。
また、クレジットカードの利用と引き落としにタイムラグがあり、どのくらいの出費が発生したかを把握しにくいというデメリットがあります。
よって、クレジットカードの限度額を下げ、固定費だけの支払いに利用するなどの工夫をしましょう。
貯金の目標額の決め方
漠然と貯金したいと思っているだけの人は、なかなかお金が貯まらない傾向にあります。
そこで、効果的に貯金をするための目標額の決め方についてご紹介します。
まずは毎月貯金できそうな金額を把握する
まずは、毎月どのくらいの金額を貯金できそうかを把握します。
目標を立てたとしても、達成が難しい金額であれば貯金することが難しく、モチベーションが上がらないためです。
方法としては、毎月の収入から固定費を引いた額を算出し、その金額の範囲内で貯金をすると仮定します。
例えば、毎月の収入が20万、固定費が10万だった場合、10万円が自由に使える金額です。
自由に使える金額10万円の中で、「5万円は毎月必ず貯金する」と決めると実現可能な範囲内のため、再現性があるでしょう。
目標達成までの期限を決める
毎月の目標金額を決めたら貯金する期限を定めます。
期限を設けることで、メリハリを付けて貯金することができるでしょう。
例えば、上記の例のように毎月5万円貯金すると決めた場合、6ヶ月続ければ30万円になります。
以上のように「6ヶ月で30万円貯める」と目標金額と期限を設けると、その期間は貯金に専念できる可能性が上がります。
ポイントを知って貯金を成功させよう
ここまで、貯金できない人の特徴や貯金を成功させるためのポイントを解説しました。
結論としては、貯金が苦手な人でも、貯金成功のコツを押さえることでお金を貯められるようになるということです。
上述の通り、貯金ができない人は毎月の収支を把握していなかったり、必要のない固定費を払っていたりという特徴があります。
しかし、適切な目標額や期限を定めることで着実にお金を貯められるはずです。
さらに、自動的にお金を貯める仕組みもあるため、下調べをしたうえで利用してみてはいかがでしょうか。
以上の内容から、貯金がどれだけ苦手でもお金を貯めることは可能です。
しかし、それでも貯金ができるか不安と感じる人もいるでしょう。
そのような場合は、一度専門家と面談してあなたの収支を見直してみるのがおすすめです。
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