【FP監修】ジブラルタ生命の評判ってどう?メリット・デメリットや主力商品についても解説!
日本で外資系の保険会社と聞くと、ジブラルタ生命を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アメリカの企業ですので、主力商品はドル建て保険となっています。
今回はそんなジブラルタ生命のドル建て保険について徹底解説します。
記事監修者
ファイナンシャルプランナー
五十嵐 真一
ジブラルタ生命とは?
ジブラルタ生命について
ジブラルタ生命は、プルデンシャル・ファイナンシャルのグループ会社であるプルデンシャル生命とは兄弟会社となります。
プルデンシャル生命の影響を大きく受けているようなので、よろしければプルデンシャル生命の記事も参考にしてみてください。
ジブラルタ生命はもともと日本の協栄生命・米国AIGスター生命・同じくAIGエジソン生命をプルデンシャル・ファイナンシャルが買収する形でスタートした会社です。
したがって、主に協栄生命が強みとしていたマーケットである教職員などでシェアが多く、プルデンシャル生命とは違った特色があります。
ジブラルタ生命は、保険の専門的知識の高い営業職員(ライフプランコンサルタント)を育成し、お客様一人ひとりの収入やライフプランに合わせて保険を設計できるよう日々トレーニングを行っています。
また、個人のお客様だけではなく、公益財団法人「日本教育公務員弘済会」と提携関係もあり、教職員のための共済事業の委託を受けるなど他の生命保険会社とは異なる事業展開を行っています。
このように、個人にはオーダーメイド設計で信頼を得て、教職員のための共済事業でその福利厚生の頼もしいパートナーになる等、高い評価を得ています。
ジブラルタ生命のメリット
ジブラルタ生命のメリットは大きく2つあります。
ライフステージに合わせて自分に合うプランを設計できる
ジブラルタ生命が考える生命保険には4つのステージがあります。
1.保険加入まで
2.加入後のフォロー
3.被保険者が万が一の時の保険金のお届け
4.保険金を届けた後
これは、保険加入希望者が加入した後にお客様との付き合いが終了というわけではく、その後のフォローや、しばらくしてから保険の見直しなどの相談もできるがメリットです。
例えば、医療保険でいうと、通常のオーソドックスな保障で加入していたものを、ご自身が中高年に差し掛かり生活習慣病のリスクが高まってきた場合に、現在加入中の保険で備えが十分か相談をすることができます。
このように、保険契約後にフォロー体制もしっかりとしていますのでお客様へのサポートも欠かさない点がメリットと言えます。
高利率なドル建て保険で将来の資産形成に期待が持てる
ジブラルタ生命では外貨建ての商品を販売しており、米ドルで運用する終身保険・個人年金保険が人気を集めています。
運用がうまくいけば終身保険や個人年金保険の返戻率が110%を超える場合も多くあり、円建ての終身保険や個人年金保険では110%を超えるのは稀なことなので、保険で積極的な資産運用をしたい方々に、この米ドル建て商品は最適と言えます。
ジブラルタ生命のデメリット
ライフプラン相談員によってサービスに違いがある
ライフプランコンサルタントは身近な相談員として、豊富な知識を持っている方が多いです。
充実した研修制度で相談員の品質の向上に努めています。
親しみやすく頼りがいのある相談員が数多く在籍しているのも事実です。
しかし、相談員も人である以上、個人の能力が一律ではありません。
中には、信頼できる対応ができない相談員がいる可能性もあります。
その際には、ジブラルタ生命へ担当者相談員の変更を相談してみましょう。
保険は中長期で契約するため、担当者との相性も大事なポイントと言えるでしょう。
ドル建て保険には為替リスクがつきもの
しかし、この外貨を利用した保険商品は、「為替変動」に大きく影響を受ける点に注意が必要です。
次の項目でドル建て積立保険について記述していこうと思います。
ドル建て積立保険とは?
また、契約者が支払う保険料の一部をドルで運用します。
ドル建ての保険で大きな特徴なのが、円をドルに替えるときと、ドルを円に替えるときに為替相場の影響を受けるため、元本保証がないという点です。
ドル建て終身保険やドル建て個人年金保険、ドル建て養老保険などは貯蓄性の高い保険です。
超低金利の日本で円建ての保険を活用して資産を増やすことが難しくなってきた現在、日本よりもアメリカは市場金利が高いため、予定利率も高く、保険を活用して資産運用しようとしたときに、ドル建て保険は魅力があります。
ドル建て積立保険は他社と比較した時のメリットは?
それでは、ジブラルタ生命のドル建て保険と、他社の外貨建て保険の特徴を比較してみましょう。
ここでは、下記3点について比較をしていこうと思います。
・メットライフ生命「ドルスマートS」と比較
・他社のドル建て終身保険と手数料比較
・他社との特徴比較
ジブラルタ生命の「米ドル建終身保険」とメットライフ生命の「ドルスマートS」比較 保障内容
・終身保障
・低解約返戻タイプが選べる
・解約返戻金が受け取れる
これはどちらも米ドル建てなので高いリターンが望めます。
<異なる点>
ジブラルタ生命「米国ドル建終身保険」
- 利率は2.5%固定
- リビングニーズ特約
- 介護年金・年金としても受け取れる
メットライフ生命「ドルスマートS」
- 最低利率2.5%保証
- 三大疾病・介護給付終身保険特約
- 三大疾病・介護保険料払込免除特約
上記より、ジブラルタ生命の商品は受け取り方の自由度が高いことがわかります。
他社のドル建て終身保険と手数料比較
- 【両替手数料】円→ドル:0.5円、ドル→円:0.01円
- 【控除手数料】:1%
ソニー生命
- 【両替手数料】円⇔ドル:0.01円
- 【控除手数料】:無料
プルデンシャル生命
- 【両替手数料】円⇔ドル:0.25円
- 【控除手数料】:1%
リターンが大きいと評判の外貨建て保険の商品は手数料が高いこともありますが、ジブラルタ生命の商品は一般的な手数料と言えます。
他の2社と比較して高く見えますが、公開していない手数料もありますので、いくら戻ってくるのか個々のパターンで見積もりを取ることが大切です。
他社との特徴比較
ジブラルタ生命「米国ドル建特定疾病保障終身保険」
- 【通貨】米ドル
- 【特徴】三大疾病の保障を米ドルで運用しつつ備えることができる終身保険
ソニー生命「米国ドル建終身保険」
- 【通貨】米ドル
- 【特徴】為替手数料が1ドルにつき往復2銭と業界最低水準の終身保険
メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマート」
- 【通貨】米ドル
- 【特徴】積立利率の最低保証が設定されており、市場金利が下がっても安心の終身保険
大樹生命「ドリームフライト」
- 【通貨】米ドル・豪ドル
- 【特徴】積立利率が10年固定で、安定した老後の資産形成ができる個人年金保険
いずれもそれぞれ特徴があります。
その中でも、ジブラルタ生命の扱う「米国ドル建特定疾病保障終身保険」は三大疾病になった場合に「特定疾病保険金」が受け取れます。
保険金は被保険者の死亡・高度障害状態だけでなく、三大疾病といわれる「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」でも受け取ることができます。
ドル建て積立保険の評判
これまでジブラルタ生命のドル建て保険の特徴などをご紹介してきましたが、ここからはその評判について紹介していきます。
1.プラン設定の自由度が高い
2.ドル建て保険なので高金利で利回りが高い
日本とアメリカには金利に大きく差があり、アメリカの金利の方が高くなっています。
この商品の積立利率は2.5%なので、円建てのものでこれだけ高い利率の商品はほぼないと言ってよいでしょう。
利回りを重視する方にとっては評判が高いです。
3.死亡保険金を申請当日に受け取れる
ジブラルタ生命のドル建て保険では死亡保険金がすぐに受け取れて助かったという評判もよく聞かれます。
「死亡保険金即日支払いサービス」では最高1500万まで最短で請求したその日に支払われるサービスです。
4.介護前払特約で介護年金として保険金前払い
介護が必要になると、リフォームや施設代など色々なお金がかかるので家族に負担を掛けたくないという方におすすめの受け取り方です。
5.金を一括受け取り以外に年金として受け取ることも可能
ジブラルタ生命に加入を検討する際のポイント
1.長期間継続できる人
2.少ない資金で資産を増やしたい人
3.細かく自由に保障の設計をしたい人
4.日本円の金利に不満がある人
ドル建て保険というと、難しいイメージがあり不安を感じる方もいるかもしれませんが、ジブラルタ生命のドル建て保険は固定金利なので運用初心者の人にもおすすめの商品です。
加入をご検討中の方は、一度ライフプランコンサルタントに相談してみるのが良いでしょう。
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