【FP監修】ライフネット生命の評判ってどう?口コミ・メリット・デメリットについて専門家が解説!

テレビなどでライフネット生命のCMを見かけますが、実際の評判などは分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ライフネット生命はインターネットで申し込めるのが魅力となっており、保険料の内訳などを公開している会社です。
ライフネット生命の評判や、メリット・デメリットを解説します。
記事監修者

古田靖昭
ライフネット生命の評判について
ライフネット生命の評判として、口コミから良い評判と悪い評判をピックアップして紹介します。
良い口コミを紹介!
まずは良い口コミとして3点紹介します。
シンプルで分かりやすい
保険商品にありがちな特約が少ないため、商品を見ただけでどのような保障内容なのかが分かるようになっています。
保険料の内容や業績が公開されて信用ができる
保険業界で初めて保険料に含まれる中身を開示し、また業績を公開しているため、経営状況が把握できるようになっています。
しつこい勧誘がない
インターネット申し込みで完結することができ、アフターフォローなどもメールとなるため、保険営業員によるしつこい勧誘を受けなくてすみます。
悪い口コミ
続いて悪い口コミとして3点紹介します。
インターネット上で実際に投稿されている口コミを引用しています。
シンプルな分特約がなくて不安
保険商品はシンプルで分かりやすいが、これだけでは足りないと感じる人がいるでしょう。
一方でシンプルなため最低限の保険に加入したいと考えている人にはおすすめです。
自分だけの担当者がいない
インターネット申し込みがメインとなるため、自分だけの保険担当者がいる方が安心と思う人がいるでしょう。
しかし、コールセンターで詳しく聞くことはできるため積極的に活用して相談することは可能です。
インターネットを利用できない人は契約が難しい
インターネットの使い方に慣れていない人や、スマホなどを持っていない人の契約は難しいと思われがちです。
ライフネット生命では、「画面共有サポート」があるためわかりにくい画面や操作を、オペレーターが画面上で入力したり、操作したりする案内ができます。
ライフネット生命のメリットを紹介
ライフネット生命のメリットを3点紹介します。
メリット①保険料が他の保険会社の商品よりも安い
ライフネット生命の良い口コミにもあったように、保険料の内容が公開されているため、純粋な保険料部分や契約手数料がいくらなのかがわかるようになっています。
また、インターネットによる保険販売がメインとなるため、対面で販売している保険商品よりも保険料を安くして準備することが可能です。
ライフネット生命の各種保険商品を30歳で最低限の保障として、算出すると次のようになります。(※2022年8月現在)
保険商品 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
定期死亡保険「かぞくへの保険」 | 659円 | 548円 |
終身医療保険「じぶんへの保険」 | 1,578円 | 1,701円 |
がん保険「ダブルエール」 | 1,209円 | 1,437円 |
就業不能保険「働く人への保険」 | 1,180円 | 1,086円 |
合計 | 4,626円 | 4,772円 |
生命保険文化センターの「2021年度生命保険に関する全国実態調査」によると世帯年間払込保険料の平均が37万1,000円となり、1カ月あたりの保険料が約3万円です。
月額3万円から比べると約5,000円弱で準備ができることになります。
ただし、保険料約3万円の中には、学資保険などの貯蓄性の生命保険も含まれており、ライフネット生命では貯蓄性の生命保険を販売していないので、その点注意して見ておく必要があるでしょう。
つまり、生命保険で積み立てなどを行わず最低限の保障のみを準備するとしたら、安い保険料で準備ができる部分はおすすめといえます。
メリット②インターネット手続きが可能
ライフネット生命は、インターネットで手続きを完結させられるため、保険営業員による対面営業や、保険商品を扱う販売店に行かなくても保険に加入することができます。
ホームページやスマホにおいて、簡単に現在の年齢から保険料を算出できるため、分かりやすく自分に合った保険を選ぶことが可能です
メリット③保障内容がシンプル
ライフネット生命の保険商品は、保険金額と保障期間を設定するだけで保険料が出てくるため、シンプルで分かりやすい特徴があります。
また、保険商品によくある特約がないため、保険に関する知識が少なくても安心して加入ができるでしょう。
若い時に保険内容がよく分からないまま加入することがありますが、保障内容がシンプルなためしっかりと契約内容を理解した上で加入できます。
ライフネット生命のデメリットを紹介
ライフネット生命のデメリットを2点紹介します。
デメリット①保険の種類が少ない
ライフネット生命の保険商品は、5種類の掛け捨て型商品しかないため、保険の種類は少ないです。
一生涯死亡保障される終身保険や、子どもの教育費の積み立てに活用される学資保険、老後の生活費を準備する個人年金保険、介護状態になった時に保障される介護保険などは、もし加入したいとなった場合、他の保険会社で準備する必要があります。
ライフネット生命の特徴は、シンプルな保険商品であり、保険料も他の保険会社と比べると安く準備できるため、掛け捨てで最低限の保障を準備したいときにおすすめです。
デメリット②インターネット環境がないと難しい
ライフネット生命は、パソコンやスマホを活用して基本的にインターネット申し込みで手続きします。
保険内容を詳しく説明してほしい場合やじっくり話を聞いて加入を検討している人にとっては、物足りなさや不安に感じることがあるでしょう。
しかし、ライフネット生命のコールセンターを利用することで、親身になって相談に乗ってもらえるため、不安に感じる人は積極的に活用すると良いです。
インターネットの使い方に慣れていない人にとっては、契約手続きが難しいと思う人がいます。
ライフネット生命では、「画面共有サービス」を行っており、オペレーターが電話を接続しながら手続きにあたっての操作方法を教えてくれます。無料で利用できるため、不安があれば積極的に活用すると良いでしょう。
ライフネット生命の特徴
ライフネット生命は、2006年に設立されて、2008年より生命保険の営業を開始しました。
保険業界の中では比較的新しい保険会社となります。
保険料の内訳を開示したことで、注目された保険会社であり、保険金の支払いに必要な純保険料はそのままとして、契約手数料などの付加保険料を抑えることで保険料を安くして、手軽に生命保険に加入できるようにしました。
付加保険料を抑えるために、インターネット上において、生命保険の見積もりや申し込みまでを行うようにしています。
また、保障内容がシンプルなことも大きな魅力になっています。
社名 | ライフネット生命保険株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 森 亮介 |
設立 | 2006年に生命保険準備会社を設立し2008年営業開始 |
資本金 | 216億55百万円(2022年3月末日現在) |
上場証券取引所 | 東京証券取引所グロース市場(証券コード:7157) |
所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町二丁目14-2 |
まとめ
ライフネット生命の評判からメリット・デメリットについて解説しました。
口コミ評判を見ると、ライフネット生命の特徴を捉えたものとなっています。
保険料を抑えてシンプルにして、掛け捨て型商品しかない理由は、気軽に最低限の保障を準備する上ではおすすめといえます。
しかし、手厚い保障や生命保険を活用した積み立てを検討している人にとっては、物足りなさがあることを示しています。
保険会社が販売している保険商品は、どれもメリットやデメリットがあります。
とくにライフネット生命は、多くの人に加入してほしいというよりは、最低限の保障を準備したいと考えている人を対象にしているといえるでしょう。
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