【FP監修】誰でも始められるおすすめの副業と注意点を解説!
昨今、副業への関心を持つ方が非常に増えています。
しかし「副業を始めたいけど何をしたらいいのかわからない」という方も多いのが現実。
本記事では、副業選びのポイントやおすすめの副業をご紹介します。
「副業を始めてみたい!」という方はぜひ参考にしてください。
記事監修者
ファイナンシャルプランナー
盛内 結衣
副業に取り組む方が増加中!
昨今、リモートワークの普及や働き方改革の影響で、副業に興味を持つ方が増えています。
しかし
「副業には様々な種類があり何から始めたらいいかわからない」
「自分には何ができるのかわからない」
という理由から、なかなか副業を始められないという方も多いはず。
そこで本記事では、副業をする際のポイントや実際におすすめの副業、さらに副業を始める際の注意点について解説しています。
専門家監修のもとわかりやすく解説しているため、この記事を読むとどんな副業を始めればいいかわかると同時に、注意すべき点を押さえることができます。
これから副業を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
副業を始める際のポイント
副業には様々な種類があるため、どのような副業を始めるかを考慮する必要があります。
そこで、ここからは副業を始める際のポイントについて解説します。
需要がある副業を始めてスキルアップする
需要がある副業を始めてスキルを身に付けると、本業以外の収入の柱ができ、生活にゆとりを持つことができるでしょう。
例えば、ブログでアフィリエイト収益を得られるようになると、Webマーケティングのスキルが身に付きます。
副業で身に付いたスキルを磨けば正社員として転職することもできるでしょう。
そのため、未経験だとしても需要がある副業に挑戦することがおすすめです。
楽しめる副業を選ぶ
副業で成果を出すためには、ある程度継続する必要があります。
よって、自分自身が楽しめる副業を選ぶことが重要です。
また、本業の合間に副業を行わなければならず、楽しい仕事でなければ継続が困難になるかもしれません。
そのため、いくら需要があるからといって、楽しいと思えない副業を続けるのではなく、苦にならない副業を継続することを心がけましょう。
これまでの経験を活かせる副業を選ぶ
これまでの経験やスキルを活かした副業をすると、相場より高い報酬をもらえる可能性が高いためおすすめです。
例えば、会社でプログラミングをしている人であればWEB開発、営業をしている人は企業の営業代行などがあげられます。
すでに身に付けているスキルを活かした副業は需要があり報酬が高い傾向にあるため、あなたの経験やスキルを活かせる副業を探してみましょう。
おすすめの副業10選
ここまで副業を始める際のポイントについて解説しましたが、ここからは上記のポイントを満たす副業を紹介します。
1.アフィリエイト
アフィリエイトは、自ら開設したブログやSNSなどに広告を貼り、その広告を通して商品を購入してもらえると収益が発生する仕組みです。
ブログやSNSといっても、日記のような内容ではなく、ユーザーの悩みを解決することが求められます。
例えば、ニキビに悩んでいる人に特化したサイトを開設し、「このような症状に悩んでいる人にはこの洗顔料がおすすめ」というようにユーザーが求めているものを内容に盛り込む事が重要です。
アフィリエイトは収益が発生するまでに時間を要しますが、安定的な収益が出始めると、少ない作業量で収入を得られるのが魅力です。
2.スキル販売
スキル販売は、その名の通りスキルや特技を提供することです。
スキル販売サイトで商品化されているスキルの例は以下の通りです。
- イラスト販売
- 占い
- 電話相談
- データ入力
商品化されているスキルは多岐にわたるため、上記以外にも非常に多くのサービスが存在します。
「自分には副業のスキルがない」
と思っていても、他の人からは需要がある場合も多いため気軽に挑戦しやすいでしょう。
ただし、スキル販売は求人に応募するわけではなく、ユーザーに商品を購入してもらわなければ報酬は発生しません。
そのため、商品のアピール力やマーケティングがあると稼ぎやすいと言えます。
3.ポイ活
ポイ活とは「ポイント活動」の略語です。
ポイントサイトで、アンケートや商品モニターでポイントを貯め、そのポイントを現金やギフト券に換金するという仕組みです。
特別なスキルが必要ないため、誰でも気軽に始められるのがメリットです。
一方、ポイントが作業量に見合わない場合もあり、時間や体力を消費してしまう可能性があります。
そのため、ポイ活をする際は時間や目標金額を決め、少しずつ継続することをおすすめします。
4.Webライター
Webライターはブログやメルマガなど、Web上の文章を書く仕事です。
Webライターの主な仕事内容は以下の通りです。
- コピーライティング
- インタビュー記事作成
- シナリオライティング
- ブログ作成
WebライターはPCで始めるのが理想的ですが、スマートフォンで稼働できる仕事もあるため、初心者でも始めやすいのが特徴です。
ただし、初心者の場合は単価が低く設定されている場合が多く、業務量に報酬が見合わない可能性があります。
専門的な文章が書ける方や、文章を書くのが得意な方に向いている方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
5.文字起こし
文字起こしは、動画や音声データの内容をテキストにすることです。
特別なスキルは必要ありませんが、スピード感のあるタイピングが求められます。
文字起こしの単価は「文字単価」ではなく「1分〇円」のように「時間単価」で設定されていることが多いです。
内容やデータの時間によっても単価は様々ですが、PCを保有している方であれば簡単にできる作業のため取り組みやすいでしょう。
6.動画編集
動画編集は、SNSや動画配信サイトにアップロードするための動画や、企業のプロモーション動画を編集することです。
動画編集の内容は仕事によって様々ですが、基本的には動画を切り取ったり、字幕を入れたりという作業がほとんどです。
さらに、動画の構成から作成する場合や企画を担当する場合もあり、幅広く活躍できる仕事でもあります。
動画編集を始める場合は機材などの初期費用がかかりますが、需要が高い仕事のため、スキルを磨けば安定的に報酬を得られる可能性もあります。
7.イラスト制作
イラスト制作は、SNSのアイコンや企業のサービスに付随するイラストを手がける仕事です。
イラストの販売方法には以下の方法があります。
- 「スキル販売アプリ」でイラスト制作を購入してもらう
- SNSでイラスト制作の直接依頼を受ける
- ダウンロード素材としてイラストを提供する
ブログやコンテンツを手がける人が増え、イラストに対する需要は高まっています。
しかし、イラストを購入してもらうには、まずは自分とイラストについて知ってもらうことが重要です。
よって、まずはSNSなどでの発信や集客に力を入れる必要があります。
8.YouTube
YouTubeでは、主に以下の方法で収益を得ることができます。
- 広告収入
- チャンネルメンバーシップ
- YouTube上のショップでのグッズ販売
- コメント欄での投げ銭
YouTubeで収益をあげる方法は様々ですが、主流と言われているのは広告収入です。
広告収入はアップロードした動画に広告配信することで得られますが、広告を有効にするにはGoogleが定めた条件を満たす必要があります。
例えば、チャンネル登録者数が1,000人以上や、直近1年の相殺整数が4,000時間以上などです。
YouTubeで収益化するまでには時間と労力がかかりますが、自分の強みや経験をそのままコンテンツにできるため、好きなことを副業にしたい方には向いているでしょう。
9.フリマアプリの活用 せどり
フリマアプリでは、使わなくなったモノを販売することで収入を得ることができます。
不要な商品がある場合は、すぐに捨てるのではなくフリマアプリに出品することで思わぬ収入が得られるかもしれません。
また、フリマアプリで「せどり」という副業をする人もいます。
せどりとは、安く仕入れた商品に料金を上乗せして販売する方法です。
ただし、せどりをする際は在庫を抱えなければならないリスクもあることを十分理解したうえで挑戦しましょう。
10.プログラミング
プログラミングは、WEB開発やアプリ開発など、システムを開発する仕事です。
ある程度スキルや経験がなければ仕事を得ることは難しいため、現役のエンジニアが副業として参画するケースが増えています。
しかし、未経験から独学やスクールでプログラミングを学び、副業を始める人がいるのも事実。
プログラミングは既に需要が高く、これから市場拡大することも予想されるため、一度スキルを身に付ければ安定的に稼ぐことができるでしょう。
副業を始める際の注意点
ここまで、おすすめの副業について紹介しました。
しかし、副業を始める前に知っておくべき注意点があります。
ここからは、副業に関する注意点を詳しく解説します。
就業規則で副業が認められているか確認する
まずは会社の就業規則で副業が認められているかどうかを確認しましょう。
民間企業において副業を制限する法律は存在しませんが副業禁止の会社に知られてしまった場合、何かしらの処分を受ける可能性があります。
また、副業を許可している会社でも事前申告を求められる場合があるため、ルールをしっかり確認しましょう。
本業とのバランスを保つ
副業をする際は、本業に影響を与えない程度に行う必要があります。
なぜなら、副業は本業の合間に行わなければならず、睡眠不足で本業のパフォーマンスが落ちてしまうことが考えられるからです。
副業に力を入れすぎて本業に支障をきたすのは本末転倒と言えます。
よって、自分の体力や力量を見定めながら、副業と本業のバランスを保つことを心がけましょう。
年間20万円以上を超えたら確定申告をする
副業で年間20万円以上の所得を得た場合は、所得税や住民税が発生するため確定申告が必要になります。
確定申告の必要があるにもかかわらず怠った場合は、本来納めるべきである所得税や住民税だけでなく、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課せられる可能性があります。
納税を延滞することで、社会的信用を失うことにもなりかねないため、必要がある方はしっかり確定申告をしましょう。
まとめ
ここまで、おすすめの副業や副業を始める際の注意点について解説しました。
副業を始めるメリットは非常に多いですが、ご自身に合う副業を見つけることが重要です。
上述の通り、これまでの経験を活かして副業を始めることも、新しいスキルを身に付けるために副業を始めることもおすすめです。
しかし、副業に集中しすぎて本業に影響を及ぼしたり、確定申告の必要があったりといった注意点もあります。
以上の理由から、まずは会社で副業が認められているか確認し、自分に最適な副業を見つけましょう。
確定申告の方法がわからない場合は、ネットや動画で解説しているため気軽に調べることができます。
しかし、それでも確定申告が不安な方や不明点がある方は、一度専門家からアドバイスをもらうことがおすすめです!
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