【FP監修】個人年金保険の返戻率が高い商品の選び方!計算方法や人気ランキングも紹介

個人年金保険2022.03.15 公開 | 2022/03/15 更新

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これから迎える老後に向けてお金の面で心配な方も多いはず。豊かな老後のためには公的年金だけではカバーしきれなくなってきており、これからの時代は自分で老後の資金作りをしておくことが重要になってきます。資金作りの方法の1つとして有効なのが個人年金保険。その個人年金保険を選ぶにあたって重要になってくるのが返戻率です。今回は個人年金保険について返戻率を中心にご紹介します。ぜひ個人年金保険を選ぶ参考にしてみてください。

個人年金保険の基礎知識

そこで自分で老後資金を用意する必要があります。その一つの手段として個人年金保険があります。まずは個人年金保険とはなにかご紹介します。

 

個人年金保険とは

そもそも個人年金保険とはなんでしょう。個人年金保険とは公的年金とは違って、民間の生命保険会社が出している金融商品です。毎月支払う保険料は積み立てられ、60歳や65歳といった契約時に定めた保険金受取開始日から保険金を受け取れる保険のことです。

そのため老後資金として公的年金で足りない分を補填できるというわけです。掛け捨ての死亡保障のみの生命保険とはまた違いますね。

 

個人年金保険の必要性

はたして公的年金があるなかで、個人年金保険を準備する必要はあるのでしょうか。必要な老後資金はどんな老後生活を送りたいかで変わってきます。ぜひ一度老後の生活について考えてみてください。基本的な生活費の他にも例えば毎年旅行に行きたい、介護が必要になったら施設に入りたい等、考えてみると色々出てきます。

そして自分が送りたい老後生活を叶えるためにはいくら必要なのか、必要金額に対して公的年金はいくらもらえるのか把握する必要があります。もし年金だけでは足りないのであれば、いくら足りないのか把握し今から準備しておけば安心です。

老後資金の準備方法は様々で銀行に預金、iDeCoやつみたてNISAなどがあります。そのうちの一つとして個人年金保険が活用できるんです。

 

個人年金保険の種類

個人年金保険といってもいくつか種類があり、以下のものがあります。

・有期年金
・終身年金
・保証期間付終身年金
・確定年金

保険を考える上では保険料がつい気になってしまいますが、給付期間やリスクなどの特徴を踏まえてご自身だったらどれがいいか考えながら見てみてください。

またどの種類を選んだらいいのか迷われる方は保険のプロに意見を聞くのもいいと思います。

給付期間 リスクなど 保険料
有期年金 一定の保険期間だけ 被保険者が早期に死亡した場合、払い込んだ保険料より少ない年金給付になる可能性あり 最も割安
終身年金 一生涯 被保険者が早期に死亡した場合、払い込んだ保険料より少ない年金給付になる可能性あり 割安
保証期間付き終身年金 一生涯 被保険者が早期に死亡した場合でも、保証期間中であれば遺族は年金を受取れる やや割高
確定年金 一定の保険期間だけ 保険期間中の被保険者の生死に関わらず年金給付は続く 割高

他にも外貨建て個人年金保険というものもあります。後に説明しますが、主流な円貨建ての個人年金保険より返戻率が高い傾向があります。その分為替リスクもあるのが特徴ですね。

 

個人年金保険のメリット・デメリット

次に個人年金保険のメリット・デメリットをご紹介します。

・メリット
①個人年金保険料控除がある
個人年金保険は生命保険控除のひとつである個人年金保険料控除を受けることができます。払い込んだ保険料額に応じて所得税・住民税を節税できる可能性があり、ただ銀行に貯蓄しているだけでは受けられない恩恵です。後に詳しく説明しますね。

②強制的に貯蓄ができる
ただ自分で銀行に預金していると、ついお金が足りないときに使ってしまうかもしれませんよね。自分は大丈夫と意志が高い人はいいですが、つい使いすぎちゃうという人には強制的に貯められる個人年金保険はおすすめです。

③払い込んだ保険料より多くもらえる可能性がある
個人年金保険には返戻率というものがあります。返戻率が高いと実際に支払った保険料よりも多くもらえる可能性があるということです。もちろんメリットばかりではありません。次に個人年金保険のデメリットをご紹介します。

・デメリット
①途中解約をすると損をする
個人年金保険は途中解約すると解約返戻金というものがあり、お金がいくらか返ってきます。ただ解約する時期よっては解約返戻金が支払った保険料よりも少なくなる可能性があります。一般的には早期で解約するほど損すると言われています。なので無理ない範囲で保険料を考える必要があります。

②インフレリスクがある
個人年金保険は契約時に決めた保険金額が受け取れます。ただ物価が上がったからといって、年金額も上がるわけではありません。なので相対的にみて年金額の価値が下がるというわけです。しかし最近はそういったインフレリスクに対応している金融商品もあるので気になる方はぜひ探してみてください。

デメリットもある個人年金保険ですが、それでも税制面でのメリットが大きいです。

 

個⼈年⾦保険料控除と節税効果

メリットのとこでもお伝えした個人年金保険料控除。少しややこしいと思った方もいるはず。次は個人年金保険料控除と節税効果について説明します。個人年金保険料控除とは、個人年金保険に支払った年間の保険料を、その年の所得から差し引くことで所得税・住民税の減らすことができる制度のことです。

節税しながらお金を貯めることができるのは嬉しいですよね。個人年金保険料控除を活用するにあたって注意点が2つあるのでご紹介します。

まず1つ目は個人年金保険料控除には上限があります。平成22年に行われた税制改正によって平成23年までの加入と平成24年以降加入によって制度が変わっているので注意してください。今回はこれから個人年金保険を検討していると仮定して、平成24年以降加入の新制度でご紹介します。

平成24年以降加入の個人年金保険料控除上限金額は以下のようになります。

年間保険料 控除額
所得税 8万円超〜 4万円
住民税 5万6000円超〜 2万8000円

そして気になるのは実際にどれくらい節税効果があるのかということですよね。例を挙げてご紹介しましょう。

所得税の控除金額の計算式がこちらです。

年間の保険料 所得税の控除金額の計算式
20,000円以下 払込保険料全額が控除
20,000円超~40,000円以下 払込保険料÷2+10,000円
40,000円超~80,000円以下 払込保険料÷4+20,000円
80,000円超 40,000円

仮に年間の払込保険料が30000円であれば、所得税控除金額は30000÷2+10,000円=25000円となります。

続いて住民税の控除金額の計算式がこちらです。

年間の払込保険料 住民税の控除金額の計算式
12,000円以下 払込保険料全額が控除
12,000円超~32,000円以下 払込保険料÷2+6,000円
32,000円超~56,000円以下 払込保険料÷4+14,000円
56,000円超 28,000円

仮に年間の払込保険料が30,000円であれば、住民税控除金額は30,000÷2+6,000円=21,000円となります。所得からこれらで計算した金額が控除されるので、節税効果があることが分かります。

そして2つ目の注意点は個人年金保険料控除は契約時に個人年金保険料税制適格特約というものを付加しないと適用されません。勝手にこの制度を適用してくれるわけではないので注意してください。

ご覧の通りせっかく国が用意してくれている税制優遇制度なので使わない手はありませんね。

 

個人年金保険の返戻率とは

個人年金保険を検討するにあたって重要なポイントになってくるのが返戻率です。返戻率という言葉にあまり馴染みがなく、よく分からないという方もいらっしゃることでしょう。返戻率とは個人年金保険の払込保険料総額に対して、年金総額がどのくらい受け取れるのかを%で表したものです。

返戻率が高ければ高いほど、払い込んだ保険料に対して年金が多くもらえるということです。金利の利率が下降の推移をたどっている昨今、ただ銀行に預けているだけではなかなかお金は増えません。返戻率が高い個人年金保険を選べば預金より増える可能性大です。後に返戻率の計算方法もご紹介しますね。

 

予定利率との違い

返戻率と混同しやすいのが予定利率という言葉です。予定利率とは、保険会社が契約者から受け取った保険料を運用する際に約束する利率のことで、契約時に定めています。

そもそも保険会社というのは契約者が受け取った保険料をそのままにしているのではなく、保険料から人件費や諸経費などを引いたものを運用しています。そして運用したお金を将来支払うであろう保険金のために備えているというわけなんです。

基本的には予定利率が高いほど保険料は安くなる傾向があります。返戻率とはまた違うことがお分かりいただけましたでしょうか。

 

予定利率の注意点

予定利率は高ければ高いほど保険料が安くなるのでいいと思いがちですが、注意点があります。それは契約者貸付についてです。契約者貸付とは解約返戻金の一部を保険会社から借りることができる制度です。例えばまとまったお金がイレギュラーで必要になったときに、保険を解約せずにお金を借りられるのがメリットです。

もちろん借りたお金なので返さないといけません。返済の際には利息が上乗せされるのですが、その利息の計算に予定利率が関わってきます。計算される利息の利率は予定利率を基準にしてあるので予定利率が高いと総返済額は高くなるというわけです。

上に挙げた話は契約者貸付を利用しなければ関係がないですが、契約貸付を利用する際には予定利率が関係してくることに注意してくださいね。また近年個人年金保険の利率は下降の推移をたどっています。ただ銀行の預貯金の利率はさらに下回っているので、それでも個人年金保険を活用したほうがよさそうです。

 

予定利回りとの違い

また似た言葉で予定利回りがあります。予定利回りは銀行などの預貯金に使う言葉ですよね。予定利率と予定利回りは受け取った保険料を年○%で運用するという意味では同じです。ですが保険会社の場合、受け取った保険料を全額運用しているわけではありません。

先ほども触れましたが、保険料から人件費などの経費を差し引いてから予定利率で運用しています。なので預かったお金全額が運用に回される預貯金と違うので、予定利回りとはまた違ってくるのです。

 

返戻率をチェックする際の注意点

では保険金を受け取るとなった際に気になる返戻率ですが、やみくもに返戻率が高い商品を選ぶのはちょっと待ってください。返戻率をチェックする際にも注意点があります。実は返戻率は保険料の支払期間や年金の受け取り期間で変わってくるのです。なのでよく内容を確認する必要があります。

 

返戻率が高い個人年金保険の種類

次に一般的に返戻率が高くなりやすいとされている個人年金保険の種類をご紹介します。まずはここから検討される方もいらっしゃるかと思います。

 

①外貨建て個人年金保険

外貨建て個人年金保険は、保険料の支払いや年金などの受け取りを円ではなく外貨で行います。そして積み立てられたお金も外貨で運用されます。外貨を持っていないから加入できないと思われる方もいらっしゃいますが、保険会社が代わりに外貨に両替して運用してくれるので自分で外貨を用意する手間はありません。

ちなみに外貨は米ドル、豪ドルなどが用いられることが多いです。なぜ外貨建個人年金保険の返戻率が高いかというと一般的に外貨は円よりも金利が高い傾向にあるためです。また高金利ということはそれだけ受け取り年金額に比べて保険料も割安になります。

ただデメリットがあることも注意しておかなければなりません。外貨建てということは常に為替リスクがあります。日本円と外貨の為替レートは毎日変動しています。毎日変動する為替レートによって資産価値が下がる可能性があります。もちろんその逆で資産価値が上がる可能性もあります。

また資産価値が変動する外貨建個人年金保険は毎月の年金額が一定ではない可能性もあります。もうひとつデメリットがあって、外貨に両替をする際に為替手数料が発生します。日本円での個人年金保険にはない手数料なので注意が必要です。契約の際にはいくら為替手数料が取られるのか確認してみてください。

 

②変額個人年金保険

まず変額保険とは預かった保険料を株式などで運用し、運用の実績によって保険金や解約返戻金が増えたり減ったりする保険のことです。投資と何が違うのかというと、保険なので死亡保障がついているという点が大きな違いです。

変額個人年金保険も毎月受け取れる年金が運用次第で増減するので一定ではありません。利益がでれば年金は増えますが運用実績によっては減るかもしれません。そういったリスクも考慮する必要があります。また死亡保険金には最低保障というものがあり、解約返戻金には最低保障はないのが特徴ですね。

 

一時払いの個人年金保険

保険料の支払い方法は主に2種類あります。それは「平準払い」と「一時払い」です。平準払いは一定の保険料を毎月、半年ごとというように支払っていきます。それに対して一時払いは保険加入時にまとまったお金を保険料として一括で支払う方法です。毎月コツコツ支払う平準払いよりも、一時払いの方が保険料が割安なるので返戻率もその分高くなります。

手元にまとまった資金があったり、退職金を預けたいとお考えの場合は支払い方法も検討してみる価値はありそうです。

返戻率が高い個人年金保険の選び方

さて次は返戻率が高い個人年金保険の選び方をご紹介します。せっかく老後のために個人年金保険を検討するんだったら返戻率が高いものを選びたいですよね。ただいくつか選ぶにあたってポイントがあります。

 

①なるべく返戻率の高い商品を選ぶ

これは改めて言わなくてもお分かりいただけると思いますが、まずはなるべく返戻率が高い商品を検討してみてください。返戻率は数値で表してあるので、商品比較するのに分かりやすいです。ただ冒頭でもお伝えしたように契約期間などで返戻率が変わってきたりもするのでよく検討する必要はあります。

 

②確実かつ効率的に貯蓄できる商品を選ぶ

基本的には引き落とし口座から保険料が引き落としされるので、確実に手間なく支払いができる個人年金保険がほとんどです。中にはクレジットカード払いでポイントを貯められる会社もあるようです。

 

③受け取り方法が柔軟な商品を選ぶ

個人年金保険の確定年金タイプでは受け取る金額が決まっているので、年金のように毎年受け取る方法や一括で受け取る方法が選べます。契約時は年金のように受取る予定でも、まとまったお金が必要になったときに一括で受け取ることができたら助かりますよね。

 

④支払い方法が多様・払込免除のある商品を選ぶ

保険の支払い方法は基本的に指定口座から保険料が引き落とされる口座振替が一般的でしたが、近年はクレジットカード払いできる会社も増えてきました。クレジットカード払いだとカード会社によって異なりますがポイントがつく可能性もあるので少しお得です。

それ以外にも前もって一時金を支払う前納や一時金払いなど、自分の都合によって支払える方法が多様な方が便利な場合もあります。また個人年金保険は保険なので払込免除特約をつけることができる商品が多いです。

この特約を付加することで、3大疾病・身体障害・要介護状態になったとき、それ以降の保険料の払い込みが免除されるというものです。それぞれの状態の要件は保険会社によって異なるのでよく確認が必要になりますが、これは保険で貯蓄するメリットです。

 

⑤自身が適格要件を満たしているか確認する

個人年金保険のメリットでもお伝えした個人年金保険料控除。こちらは税制適格特約を加入する個人年金保険につけることで受けることができます。ただこの特約は誰でも受けられる訳ではないのです。適格要件というのが決まっていて、まず受取人を誰にするのかが重要になってきます。

特約の条件には「年金の受取人は、被保険者と同一で、かつ、契約者またはその配偶者のいずれかであること」とあります。ということは例えば夫が契約者かつ被保険者なら受取人が夫かその配偶者である妻でないと特約はつけることができません。

また他にも保険料の払込期間が10年以上で、年金の支払開始は60歳以上かつ年金受給期間が10年以上であるという条件もあります。ぜひご自身が契約する際には気をつけて契約期間や受取人などを決めましょう。

 

個人年金保険の返戻率を計算する方法

個人年金保険は返戻率が高いほど受け取れる年金総額が多くなるので、返戻率が重要になってきます。でもどうやってその返戻率を出すのか、計算方法をご紹介しましょう。

まず返戻率の計算するには①払込保険料総額と払込期間③受け取るであろう年金総額の3つのデータが必要です。例を挙げて一緒に計算してみましょう。

毎月2万円の保険料を20年間払い込む契約であった場合、①払込保険料総額は、「2万円×12カ月×20年間=480万円」です。そして払い込み終了後、仮に10年間毎年60万円を受け取ることができるとすれば、③受け取ることができる年金総額は600万円になります。

データが揃ったところで、返戻率は以下のように計算します。
「受取年金総額÷払込保険料総額×100」
上の例を当てはめると、600万円÷480万円×100=125となり返戻率は125%ということが分かりました。

いかがですか?返戻率の計算方法は意外に簡単と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただいくつかの個人年金保険を検討するにあたって自分で返戻率を計算するのが不安な方は保険のプロに相談するのも手ですね。

 

返戻率が高い個人年金保険の人気ランキング10選

返戻率の計算方法は簡単と言っても一社一社自分で計算するのは大変ですよね。そこで返戻率が高い個人年保険の人気ランキングをピックアップしたのでぜひ参考にしてみてください。あくまでこのランキングの返戻率は年齢や受け取り開始期間で前後するのでご注意ください。

返戻率1位:ニッセイ 長寿生存保険(低解約払戻金型)

返戻率は106.72%となっています。(2021年5月現在)通常保険は死亡保障がついていますが、この長寿生存保険は死亡保障がないかわりに、将来必要になる年金を重点的に準備ができる保険です。

死亡保障がないので返戻率もその分高くなっています。ただ解約払戻金も低く設定してあるので、途中解約すると大きく損する可能性があるので注意が必要です。また死亡保障もほしい方には向いていません。

 

返戻率2位:住友生命保険 たのしみワンダフル

返戻率は106.31%となっています。(2021年5月現在)この保険の特徴はたのしみランクという制度があるという点です。返戻率が高いことにプラスして年金受取額がアップする制度があるのは嬉しいですよね。ただ保険料などの適用条件もあるのでよく確認してみてください。

 

返戻率3位:ニッセイ みらいのカタチ 年金保険

返戻率は105.14%となっています。(2021年5月現在)年金受け取り開始時に年金の種類や、受取時期等を変更することができます。例えば契約時には5年確定年金を選択していましたが、10年保証期間付終身年金に変更することも可能というわけです。

 

返戻率4位:第一生命保険 とんちん年金「ながいき物語」

返戻率は105.14%となっています。(2021年5月現在) この保険は名前の通り、長生きを応援する保険となっており、年金受取前の死亡保障や解約時の返還金を抑える代わりに年金額を大きくしています。今は長生き100年時代と言われているので年金額が大きくなるのは嬉しいですよね。

また受け取り方法も一生涯受け取るか、期間を決めて受け取るか選ぶことができます。ただし年金受取前の死亡保障は既に払い込んだ保険料の70%相当額を死亡払戻金として支払われ、全額ではないので注意してください。

 

返戻率4位:明治安田生命保険 5年ごと利差配当付個人年金保険(2011) 年金かけはし

返戻率は105.14%となっています。(2021年5月現在) こちらの保険は保険料払い込み中の死亡保障を抑えることで年金額が大きくなるようにされています。死亡保障は抑えられているといっても払い込み保険料分は戻ってきます。

 

返戻率5位:第一生命  積立年金『しあわせ物語』

返戻率は104.67%となっています。(2021年5月現在) 年金額は契約時に確定するので、いくらもらえるのか事前に把握でき安心です。また告知が不要で簡単に加入できるのは健康状態が不安な方でも嬉しいですね。途中解約すると解約返還金はありますが、払い込み保険料を下回る可能性が高いです。

 

返戻率5位:富国生命保険 個人年金保険みらいプラス

返戻率は103%となっています。(2021年5月現在) こちらの保険は年金開始年齢を1歳単位で設定することができます。また受取方法を4つの中から選べるので、自分に合った受け取り方ができます。また保険料払込期間満了してから年金受取開始までに据え置き期間を設定できるので、年金額を増やすことができます。

 

返戻率6位: JA共済 予定利率変動型年金共済ライフロード

返戻率は102.82%となっています。(2021年5月現在) 契約時から5年は予定利率が適用されますが、6年目以降からは1年ごとに予定利率が見直されます。予定利率が増えると年金も増え、しかも一度増えた年金額は減らないのが嬉しいポイント。ただし予定利率の推移によっては、年金額が増えない場合もあります。

 

返戻率7位:三井住友海上あいおい生命保険 &LIFE 個人年金保険

返戻率は101.36%となっています。(2021年5月現在) 契約時に決めた年金受取期間、決められた年金額を受け取ることができます。無告知で入ることができるのもメリットですが、そのかわり高度障害状態等になっても保険料のお払込みが免除となることはないのがデメリットです。

 

返戻率8位:ソニー生命 個人年金保険

こちらの保険は運用先を債券型・世界株式・日本株式など8種類の中からご自身で選ぶことができます。ソニー生命の個人年金保険は変額個人年金保険なので返戻率は運用実績によります。ですが、運用がうまくいけば返戻率がかなり高くなることもできます。ただし変額個人年金保険は元本割れのリスクも伴うこともよく頭に入れておきましょう。

 

返戻率9位:大樹生命 ドリームライト

返戻率は約101%〜となっています。(2021年5月時点) こちらは外貨建ての保険です。外貨建てというと為替リスクがあり心配な部分もあるかと思います。ですがこのドリームライトは契約時に積立利率の最低保証を定めることができ、それを下回ることはありません。
また払い込みの停止や再開ができ、ライフスタイルに合わせて柔軟に対応することができます。

 

返戻率10位:マニュライフ生命保険 こだわり個人年金

こちらの保険も外貨建てとなっており、運用次第では高い返戻率を実現することができます。為替リスクはもちろんあり、期待通りにはいかないかもしれませんが積立利率に最低保障もありその点では安心です。

返戻率が高い個人年金保険の解約を避けるポイント

せっかく返戻率が高い個人年金保険に加入しても、途中でライフプランに変化があって、保険料が負担になり払えなくなってしまう可能性もあります。保険料が支払えなくなり途中解約すると、基本的に払い込んだ保険料よりも少なくお金が返ってきます。

老後のために前もって準備していたのに損するなんて本末転倒ですよね。そんな損をしないためにも加入時にしっかり保険料など検討する必要があります。そしてできれば解約は避けたいですよね。最後に個人年金保険の解約を避けるポイントをご紹介します。

 

①将来の年金額を減額させる

減額といって契約時に定めた将来受け取る年金額を下げる方法があります。年金額を減額するとその分保険料の負担を減らすことができるというわけなんです。減額した部分は解約として取り扱われ、その部分の解約返戻金を受け取ることができます。

ただ注意点として「個人年金保険料税制適格特約」を付加した契約は減額した部分の解約返戻金を受け取ることはできません。

 

②自動振替貸付により保険料を立て替える

自動振替貸付制度とは、保険料の払込猶予期間が過ぎた時に、生命保険会社が解約返戻金の範囲内で契約者の代わりに保険料を自動的に立て替えてくれる制度です。よって解約しなくても契約することができます。

個人年金保険でもこの制度は使うことができます。もちろん貸付なので、借りた分を返済するまでは利息が上乗せされることは覚えておいてください。また例えばうっかり引き落とし口座の残高不足で引き落としされなかった場合でも自動で振替貸付してくれるので、契約は失効せず続けることができます。

 

③払済保険に変更する

払済保険に変更することで、保険料の払い込みを止めた時点の解約返戻金を元に保険金額を新たに定めることができます。なお年金受取期間は変更せずそのままです。ただし特約がついている場合、その特約は無効になってしまいます。また「個人年金保険料税制適格特約」を付けた商品は、契約後10年間は払済年金保険に変更することができません。

 

まとめ

・ゆとりある老後生活を送るにはお金の事前準備が重要になってくる。
・老後の資金作りとして個人年金保険は有効な方法のひとつ。
・個人年金保険に加入することで個人年金保険料控除が使え、税制面でのメリットが大きい。
・個人年金保険を選ぶにあたっては返戻率が重要になり、返戻率が高ければ高いほどリターンが大きい。
・返戻率が高いのは外貨建て個人年金保険や変額個人年金保険だがリスクを知ることも重要。
・返戻率は自分でも計算できるが、不安な方は保険のプロに相談すると安心。

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